雄英教師という名の護衛【ヒロアカ】【呪術廻戦】 (ページ10)

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遅くなり、申し訳ありません！

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さあ誰が最初かな？

やっぱ爆豪くんかな？

「オラ！死ね〜！！！！」

ヒーロー候補のセリフじゃないよね？

『予想的中♪ ヴィラン相手にも突っ込んで行く気？それこそアンタ、死ぬよ？』

最後だけ声を低くして言うと、爆豪くんの動きが一瞬止まった。

その間に術式を使う。

『“結水操術、氷結”』

狙い通り捕まってくれた。

爆豪くんは解こうともがいてるけど、そんなの無意味。

『そんなことしたって解けるわけないじゃん？全身固定されてるわけだし？』

そう、私は全身を固定させた。

手だけとか足だけとか中途半端すぎるでしょ？

『下手にもがいても皮膚が剥がれるだけだと思うけど？』

「爆豪、諦めろ。Aの勝ち」

『やった〜！ “結水操術、融解”』

「っクソッ！なんで勝てねえ！！」

『だから〜後先のこと考えてないんだって。ヴィランがどう攻撃してくるか。次、自分はどう攻撃するか。時には命を狙ってくるのもいる。それを常に念頭において戦わなきゃ』

だいぶ堪えたようで黙ったまま下がっていった。

『次は誰？誰でもいいよ？』

「じゃあ僕が」

確か……緑谷出久。

個性は……超パワーだっけ？

氷は使わないほうが得策かな？

『いつでもどうぞ？』

「お願いします」

えらいね〜

と思った瞬間走ってきた。

『“結水操術、濃霧”』

濃い霧で視界を奪う。

「っ急に霧が？！これじゃあ……！」

やっぱ固まってんね〜

『経験不足。意気込みだけじゃここ来てる意味ない』

緑谷くんのお腹を蹴って、吹っ飛ばす。

気失ったかな？

『“結水操術、飽和”』

あ……やりすぎたかな？

「A、やりすぎ。緑谷をばあさんのとこ連れてけよ」

『分かってます……さーせん！』

「許す。もういないか？ Aとやりたいヤツ」

いないっぽいね。

『じゃ、連れてってくる〜』

緑谷くんを担いで、リカバリーガールのところまで連れて行く。

「おや、アンタは……イレイザーヘッドの妹だね。その子を担いでどうしたんだい？」

『こんにちは。いや〜対人戦闘訓練っぽく、私対緑谷くんでやったら、気失っちゃって。保健室で寝かせておこうかと』