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呪術はほぼ才能だからね。
伸ばしたくてもできることは完全に限られてる。
私のだっていくら頑張ったって、火には勝てない。
元々類似術式なんてものはないからね。
そう考えると、“個性”ってよくできてるな〜って思う。
どんどん進化していくんだもん。
『一回私らの生徒vsこっちの生徒でやらせたいね』
「いつかな。そっちが全員揃うのは難しいだろ」
『案外そうでもなかったり。生徒だけが呪術師なわけじゃないからね』
冥々さんならお金さえ払えば、なんでもしてくれるし。
七海も定時までならテキパキこなしてくれるし。
それから数ヵ月。
仮免試験やなんやらが終わりまして。
『さ〜て！ 今日は何をするでしょう！ 爆豪くん！』
「知らねぇよ」
「か、か、か、かっちゃん！ 先生にその言い方は……」
「黙れクソナード！」
爆豪くん、今日も健在。
『ま〜いいけどね〜今日、するのは……』
「合同強化授業だよ〜ん」
悟も着いてきてます！
『なんで悟が言っちゃうのよ！ ……はい。合同強化授業です』
「何するんスか！」
「僕の生徒と戦ってもらいま〜す。君らも仮免取ったしね。お互いがお互いに敵！」
『負けないようにがんばってね！』
このためだけにどれだけ準備がかかったか……
両校の許可と上の許可。
大変だった〜
「楽勝だろ！」
「仮免取ったしな！」
「どんなヤツらが来るんだろうな！」
さすが、上から上鳴くん、切島くん、峰田くん。
言うねぇ……
『あ、ちなみに全員ヒーロー免許持ってるよ〜６人ね』
仮免許じゃないのは、任務に支障が出るから。
以上。
私もまだ取得してない時にヒーローと出会して、職質的なやつ受けたよね。
夜蛾学長が来てくれたけど。
「６人⁈」
「少なくない⁈」
「全員ヒーロー免許取得済みですか⁈」
「私たちよりもさらに格上……勝てるでしょうか……？」
『まーまー』
「真希たち〜入ってきていいよ〜」
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作者名：こう | 作成日時：2022年6月1日 20時
