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『え？ 結婚？』
それ今言う？
まあ嬉しいけど。
「そ。いつまでも付き合うとか嫌だし。Aと結婚したい。僕が」
何このデレ。
超かわいいんだけど。
『いいよ？ 別に、いつかは結婚するつもりだったし。けど、いつ死ぬか分かんないよ？ 私、悟みたいに強くないし。それでもいいなら』
これは本音。
本当に私はいつ死ぬか分からない。
特級になったけど、宿儺が出てきた今、どうなるかは分からない。
「いいから言ってるんじゃん。あと、僕が死なせないから大丈夫」
イケメンすぎる。
尊……
『いつ区役所に行く？』
「今から」
『今？ 任務入ってないよね？』
「うん」
『じゃあ行こう。式はしないよね？』
もちろん。
時間ないでしょ？
「え？ するよね？ 僕、Aのウェディングドレス姿見たい」
『本気で言ってる？』
「大マジ。だって〜絶対綺麗じゃん？ それを見ずにはいられないよ〜」
かわいい。
こういうとこに惚れたんだろうな……
『……いつ？』
「う〜ん……今月末の日曜かな〜確か大安だった気がする」
『じゃあその日で。学長に相談しに行こう。色々知ってるでしょ』
「行こ行こ〜」
学長室にて。
「は？ 結婚？ お前らが？」
「そ〜学長ならなんか知ってるかと思って」
『なんかて……籍はこの後入れようと思ってて、式も挙げるつもりなんだけど、お客さんじゃなくて……招待する人とかどうしようかなって思ってるの。あと、他何すればいいか分かんないし…』
「文明の利器を使え。そんぐらいすぐに出てくる。調べてから分からないことを聞け」
『うぃーっす』
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作者名：こう | 作成日時：2022年6月1日 20時
