雄英教師という名の護衛【ヒロアカ】【呪術廻戦】 (ページ14)

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『いや、だから〜

男の子の通う高校に呪物がありました。

それを拾ってきた彼は同好会の先輩たちに見せました。

その同好会がオカルトだったもんで、調べようと深夜の学校に忍び込み、お札を剥がしました。

結果呪霊に襲われました。

それで恵と男の子が向かい、ギリギリ間に合って非術師男女を救うことはでき、指も一旦はこっちの手に渡りましたが、呪霊との戦闘中に男の子が指を飲み込み、受肉しました。

という顛末です。ご理解？』

「それがいかんのだ！非術師を助けたところまでは致し方がない！だが、なぜお前が指を取らなかった？！あまつさえ、お前が凍らせた時に処刑対象から離れたんだろう？！」

『はい。けど、受肉したんですよ？あの宿儺を。すぐ処刑するのは惜しくないですか？次に宿儺の器が現れるのがいつかはわからない。

もっとも、非術師を巻き込みたくはないんですが。どうでしょう？執行猶予をつけるのは？』

「確かにな。それならばそれで手を打とう。だが、高校の被害請求はお前が払え」

嘘でしょ？

『……はい……』

「じゃあ帰るよ」

蜜柑たちの部屋から出て、さらに沈む。

請求額……何円だろ……

億とかいってないよね？

借金ならないよね？

「A、僕から嬉しい提案をしよう」

『何？』

請求額３割でもいいから負担してくれるとか？

「結婚しよ？」