初心い男子高校生の恋【オリジナル】 (ページ20)

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生活問題ページ20

買ってきたもの……ウィダインゼリー×20。料理なんてするわけがない。でも朝、夜はこれでいいとして、昼は……購買にでも行くか……

とりあえずさっさと飲んで寝よう。

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翌朝、起きると七時半を回っていた。

ヤッベェ……遅れる！ウィダインゼリーを飲みながらじゃねぇと間に合わねぇ……チャリ買ってもらっといて良かった……道は昨日確認したからいいとして、何分かかんのか考えてなかった……

やっと校門が見えてきた。ギリギリ五分前……教室までが遠い。一分前、教室に到着。

［おはよう？すごい息切れしてるけど……］

「はよ……大……丈……夫……」

『日頃から運動してるか？』

【確かに、普段からしてるのと、してないのじゃ大分違うな】

『頑張れ』

｛席につけ〜日直〜｝

｛きりーつれー｝

｛｛｛おなしゃーす｝｝｝

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舜の後って思ったけど、俺が先に告ろう。舜、もしかしたら卒業するまで告んねぇかもしれん。

『なぁなぁ』

「どうした？」

『俺、桃に告ろうと思う』

「頑張れ」

『早速行ってくる』

『なぁ桃、ちょっといいか？』

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いつまでもモヤモヤしてんのマジムカつく……

……よし、告ろう

【譲】

［どしたの？］

【翔に告ろうと思う】

［うん！頑張れ！］

【サンキュー】

『なぁ桃、ちょっといいか？』

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マジで声かけちゃった。もう踏ん切りをつけよう。

『悪りぃ、ちょっと言いたいことあって』

【ちょうどよかった、私もだ】

『俺から言っていい？』

【あぁ】

『好きだ。付き合ってくれないか？』

【全く同じこと言おうとしてた】

『じゃあ……』

【もちろん、オッケー！】

『やった〜！ ……抱きしめてもいいか？』

そう言った途端、桃が抱きついてきた。

【そんなこと聞くな。オッケー出したんだから、もう翔の彼女だよ】

そんなこと言われると理性が揺らぐんですけど……ちょーーーーーーー嬉しい。嬉しさのあまり、桃をもっと抱きしめてしまった。

【うわっ///】

『これからもよろしく』

次は舜の番だぞ。思いを伝えたら、すげぇ幸せだぞ！