今日:28 hit、昨日:12 hit、合計:177,214 hit
小｜中｜大
上鳴の場合 ページ3
ここは雄英高等学校のとある廊下
「あ、発見」
松村は今日もターゲットを定めた
タッと走り出た松村は
数メートル前を歩く上鳴に飛びついた
「うわぁｯ！」
突然きた背中の衝撃に上鳴は声を上げる
「おはよー上鳴」
上鳴の背中にぶら下がったまま
松村は何事もなかったかのように言った
「ま、松村ｯ！？
んっとにお前なぁ！？//」
その態度に明らかに怒りと羞恥を混ぜる上鳴
そうなっても仕方ない
ナンパは成功したことのない上鳴
当然女子と触れ合うことはあまり無く
さらには背中にダイレクトに押しつけられているのだ
彼の中ではいろんなモノが葛藤しているだろう
毎日では無いにしろ何度もされれば慣れそうなモノ
でも松村の人一倍たわわに実ったモノとなれば別なのだ
彼女の何が目的か分からない日課
朝一番で知った顔に抱きつくと言う
童貞泣かせの行動である
彼女曰く楽しいかららしいのだが
される者達からしてみればとんだ迷惑話である
「何で怒るの
ねぇ足疲れたからこのまま教室連れてって」
しれっと言い放つ松村を恨めしそうに睨んだ後
仕方なしと背中にぶら下げながら上鳴は歩き出した
「おぉ〜楽ちん」
しかし数歩歩いてはたと足を止める
「やっぱ無理ｯ！
自分で歩けバカｯ！」
松村の手を振りほどいて走って行った上鳴
歩く度に柔らかい感触をその身に感じるのは耐えられなかったらしい
ドンマイ
上鳴がんばれ
超がんばれ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 496人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ユリアーナ（物間くんLOVE) | 作成日時：2017年11月21日 23時
