関係などない。 ページ43
ハッとする。
今、私は何をいった？
周りの人達の顔を伺う。
男1「海堂さんそういう言い方も出来るんだねっあははっ」
女2「いつもより声出ててびっくりしたよ〜」
大丈夫か。
私は周りの笑うクラスメイトと笑う。
彼の顔色を伺うと少しブスくれている。
確信犯だこいつ。
絶対バレるように仕組んでたな。
ため息をつき今日はどうやって彼の機嫌をなおそうかと考えていたからか、私は気づけなかった。
1人の人間からの醜い眼差しに。
＿＿＿＿
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帰るかぁ、と誰が言ったか。
それによって皆が席から腰を上げ昇降口へ進む。
その時朝の一件を思い出した。
「あ、グルさん。」
グ「んぁ？なんだ？」
彼はトントンと話していたようでこちらを振り返る。
トントンも同様にこちらに目を向ける。
他のメンバーは気にぜずに前をずんずんいく。
バックから例のアレを取り出す。
「はい。」
グ「あ、あー。…朝のあの人か？」
彼は目を細めて言った。
だが、彼は前を向き直しコレを受け取ってくれない。
いや、取れや。
「うん、そう。好きなんだってさ。はい。だからコレ。明日の呼び出しでもされてんじゃない？早く受け取りなさい。」
私はピラピラ手紙を揺らす。
トントンはあ〜、と困ったようにわらった。
ト「Aさん、こいつそういうの嫌いやねん。」
「は？」
私は彼を睨む。
意味がわからない。
トントンが説明してくれるらしい。
ト「いやなぁ、こういうのはよく受け取るけど全部突っ返してんねん。コイツの身分とかそういうの目当ての可能性少なからずあるしな。それに、そんなもの作ったって相手なんてしないとほざく始末やしな。だから最初から作らないし、期待もさせないんやと。」
なるほど納得カタツムリ。
私ははぁ〜とため息を吐いて、手紙をしまう。
「そう、なら私も理解できるよ。相手の子にはあたしがいっとく。」
ま、あの子には貸しだってあるし。
多分大丈夫かな。
グ「…手数かけたな。すまん。頼むわ。」
彼は疲れたようにそう言う。
こういうのは目が痛くなるほど経験済みなのだから返すのすら面倒なのだろう。
「あ！ところでさ…」
私はカラッと話を変えてその後帰路についた。
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女1「あ！おはようAちゃん！あれ、渡してくれた？」
彼女は神崎さんという子らしい。
昨日席表を見ておいた。
＿＿＿＿
次、
女の変わり身となります。
更新遅れてます。
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D(プロフ) - ルキさん» はい！実は個人的にどっちにしようか悩んでなんか他の方々と同じ書き方するのつまらんと思ったしだいです！ご質問ありがとうございます！よりよい話になるよう精進致します！ (2019年6月20日 16時) (
レス) id: 5255f6ffa2 (このIDを非表示/違反報告)
ルキ - めちゃおもろいです！欝じゃなくて鬱ですよ…！わざとそうしてるのならすいません…！ (2019年6月16日 2時) (レス) id: f38841be90 (このIDを非表示/違反報告)
晃夜(プロフ) - ハルさん» 読んでくれてありがとうございます。更新遅くてすいません。早めに投稿できるよう善処します。好きです。笑 (2018年3月6日 14時) (レス) id: 153c465e30 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - 好きです 頑張ってください！ (2018年3月6日 6時) (レス) id: 9915f5d63f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねこ x他2人 | 作成日時：2017年4月15日 16時
