このままな訳がない。 ページ42
テストから数日たってグルさんは言わずもがなと言ったように頂点に名前が書かれていた。
そこから今回はトントンの方が私より5点勝って5位、私は6位。兄さんは数学が酷かったらしいがそれでも20位を取っていた。
欝先生はいつも足を引っ張る数学が1番良かったからか41位だと喜んでいた。
一応、私たちの中に赤点はいなかった。
私はその日も何となく笑って疲れて帰って次の朝を迎えた。
そして、今日もまた同じだと感じていた。
案外、そんなものは簡単に変化すると分かっていたはずなのに。
女1「Aちゃんさぁ、この頃野浜くんといつもいるよね？お昼とか放課後とかも一緒にいるってほかのクラスの子が言ってたけど…」
誰だろう？知らない子だ。
でも笑っておく。
「うん。野浜と趣味があってね。よく本のおすすめとか教えてもらってるよ。でもそれがどうしたの？」
さぁ、私は答えた。
次は貴方。
何が目的だ。
女は大抵話す時目的があってそれを上手く隠す。
だが、私のような奴には馬鹿な奴はケロッと本性を見せる。
女1「あ、実はね…野浜くんの彼女なのかってみんな気になってて。違かったらごめんね。」
なるほど。
で、それで？
「違うけど、彼に彼女いるとか知らないよ。気になるの？」
女1「…あ、あのね、、あたしあの人こと好きなの。あ！これ内緒！ね！」
は〜い。
ここにおバカさんいまーす。
簡単にゲロったな。
「＿＿うん！大丈夫！ぜぇったい私は言いません！A！誓います！」
満面の笑みと敬礼をすれば、この女は安心したように嬉しそうにする。
女1「じゃあ、もひとつお願いなんだけど、これ、野浜くんに渡してて欲しくて出来れば今日中に。いいかな？」
ほら、付け上がったぞこいつ。
「うん！任しといて！放課後にでも渡すよ。」
これでいい。
またこれで私はこいつに貸しができた。
私は優しく笑っていたが、
グ「ほう、君はそんな風な変顔をするのか海堂。随分と胡散臭いピエロのような顔だ。」
なんてことだ。
タイミングいいなぁもう。
女1「あ、野浜くんっ。」
彼女の反応に少なからず察しているご様子。
勘のいい人は嫌いじゃないよ。
「君ね、変顔とは何さ、ひっどい。わたしはもとからこの顔です。」
すると彼はニヤッとわらった。
そして、久々に頬をつねられた。
グ「そうかそうか。ハッハッハッ知らなかったなぁ。私の友人はもっとこう。」
あ、こいつマジ痛い。
やめ、やめ、
「やめてよっ！痛いわ！もぎ取る気だな貴様っ！」
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D(プロフ) - ルキさん» はい！実は個人的にどっちにしようか悩んでなんか他の方々と同じ書き方するのつまらんと思ったしだいです！ご質問ありがとうございます！よりよい話になるよう精進致します！ (2019年6月20日 16時) (
レス) id: 5255f6ffa2 (このIDを非表示/違反報告)
ルキ - めちゃおもろいです！欝じゃなくて鬱ですよ…！わざとそうしてるのならすいません…！ (2019年6月16日 2時) (レス) id: f38841be90 (このIDを非表示/違反報告)
晃夜(プロフ) - ハルさん» 読んでくれてありがとうございます。更新遅くてすいません。早めに投稿できるよう善処します。好きです。笑 (2018年3月6日 14時) (レス) id: 153c465e30 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - 好きです 頑張ってください！ (2018年3月6日 6時) (レス) id: 9915f5d63f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねこ x他2人 | 作成日時：2017年4月15日 16時
