4回目は阻止された、 ページ5
真横から彼とは違うなんとも優しそうな声がした。
横に目を移せば、そこには校内でなかなかの有名人たちがゾロゾロとこちらに向かってきていた。
卯木「こんにちわ。海堂さん、だよね？俺は卯木幸太郎(ウツギ コウタロウ)です。」
ええ、ええ、存じておりますとも。
あなたの噂は女子の中で一番多いですから。
それだけあって綺麗な顔してる。
瞳が随分と濁ってるけどな。
ニコッと微笑み返事をした、が。
「こんにちわ。卯木君のことは私も知って((ﾋｷﾞｬｯ！？」
その途中で、野浜から頬を抓られた。
「にゃにすんのやめへよっ」
野浜「おし、やめて欲しかったらその下手糞な演技はやめろ。俺はお前のそれが大嫌いだと言ったはずだが？」
んなこと知るかっ！
私のキャラはこれなんだよっ！
自分だって、キャラ作ってんじゃんか！
そう、言いたかったが、彼の(ﾆｯｺﾘ)とした顔がどうもすごい圧力で言えなくなる。
「わかっはわかっは！わかひまひたっ！やめふやめふ！はよはなへっ！」
彼はよし、と言って私の頬から指を離した。
す、スッゲェ痛かった。
こいつ、悪気もなさそうにしやがって。
卯木「何？グルちゃんの彼女なん？」
「誰がこんなやつの彼女じゃっ！こんな乙女の頬を伸ばすやつが彼氏とか！絶対ない！」
そう言えば、今度は脳に手刀が綺麗に入った。
アギャ〜と頭を抱えていると野浜はニヤニヤして卯木君と後ろにいる方々は大爆笑している。
東雲「大丈夫か？wwあ、自己紹介してないよな？俺は東雲梓(トウウン アズサ)。宜しくw」
「あ」
なんとまぁ、この方が。
自分の学校は順位が100位以内まで廊下にはられるのだが、この人は私とよく上下になる人だ。
東雲「あ？わかる？よくテストの順位で上か下になってるの。」
「あ、うん、知ってる…男だったのね。」
東雲「あ〜、それよく言われるわwwうん、一応なwww」
あ、気に触ったか？
ごめん、と謝っておくと、彼はええよええよと眉を八の字にして笑う。彼の目も野浜のように紅い瞳だった。
すると、いきなり手を握られた。
にぎった相手に目を向ける。
そこには少々色が濃い肌の人の水色の瞳がキラキラしていた。
小沢「オレ！小沢志摩(コザワ シマ)！ヨロシクな！」
ニカッと笑うその仕草に太陽のようだと思えた。
「あ、うん、ヨロシク。」
一息つくためにいちごミルクを口に入れて、頭の整理をし始める。
＿＿＿＿
次回にも続いていきます。
更新遅いって？
諦めて、僕テストあんの！
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D(プロフ) - ルキさん» はい！実は個人的にどっちにしようか悩んでなんか他の方々と同じ書き方するのつまらんと思ったしだいです！ご質問ありがとうございます！よりよい話になるよう精進致します！ (2019年6月20日 16時) (
レス) id: 5255f6ffa2 (このIDを非表示/違反報告)
ルキ - めちゃおもろいです！欝じゃなくて鬱ですよ…！わざとそうしてるのならすいません…！ (2019年6月16日 2時) (レス) id: f38841be90 (このIDを非表示/違反報告)
晃夜(プロフ) - ハルさん» 読んでくれてありがとうございます。更新遅くてすいません。早めに投稿できるよう善処します。好きです。笑 (2018年3月6日 14時) (レス) id: 153c465e30 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - 好きです 頑張ってください！ (2018年3月6日 6時) (レス) id: 9915f5d63f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねこ x他2人 | 作成日時：2017年4月15日 16時
