3度目は正直に。 ページ4
あ〜、だるい。
つかれた。
ニコニコしてて周りの関係性は良好だけど、自分自身のパーソナルスペースが減っていくのには我慢ならない。
女1「あ、Aちゃん！お昼一緒にいいかな？」
女2「あ！あたしも！」
「あ〜、ごめん。いく所あるから食べれないや。ごめん！ホント！次は一緒に食べさせて〜！」
手を合わせる形をとって、すぐに教室から抜け出した。
あんなつまんない話をするヤツらとご飯とかまじで無理ですから。
私は朝にいった桜の木の下に走っている。
この時間帯はほとんど全校生徒は教室か、中庭、それか食堂にいるため、私は気にせずスピードをあげて走った。
プールの金網を乗り越え一息ついてからサクラの方へ目を向けて固まった。
その下で分厚い本を広げて誰かが寝ている。
ちなみにその誰かは誰か分かっている。
固まってしまった私に気づいた彼はこちらに紅い瞳を細め口の端っこを少しあげて手招きをした。
え？え？
なんだこの人？
マジでなんだ？
クラスの時からまた変わってる。
彼のそばまで行ってからどうしたものかと考えていた。
すると、
野浜「座らないのか？」
真下からキョトンとした顔が見上げてくる。
なんか、可愛いな。
言われるがままにその場に腰を下ろし、金網に背中をたくした。
では、ここから本題である。
「で、何か話したいことでもあるの？」
ニコッと笑うと彼は怪訝そうにした。
あ、やっぱりこれ嫌か。
野浜「俺は今、素でお前と話しているのにそれはあまりに失礼じゃないか？」
「あ、やっぱり知ってた？だよね、話しかけた時の顔からハッキリいやそうな感じしたし。そっかバレってたか〜。」
ハハッと空っぽな笑いを空に飛ばした。
「じゃ、はい、素で話してあげるから。何用？」と菓子パンの袋を開ける。
野浜「お前、何故あのクラスで俺と話すことを進んでしようとしたか聞きたい。」
じっと私の方を寝転がって読んでいる彼が見てくる。うん。綺麗な顔だね。つか、クラスの話聞いてたんだ。
「うぅん、そうだなぁ。なんか、友達いなそうだから可哀想っていうのと〜、あと、私にとってメリットのある会話ができそうだから。」
菓子パンにかぶりつくと甘さが口に広がる。
野浜「前者の方は違うが、後者は利害の一致という訳だな。実は俺は君なら俺達の会話についていけるかと思ってな。」
その言葉に私はいちごミルクのパックを開けながら疑問点について、彼に聞いた。
「俺“達”って何？」
?「俺らのことやね。」
＿＿
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D(プロフ) - ルキさん» はい！実は個人的にどっちにしようか悩んでなんか他の方々と同じ書き方するのつまらんと思ったしだいです！ご質問ありがとうございます！よりよい話になるよう精進致します！ (2019年6月20日 16時) (
レス) id: 5255f6ffa2 (このIDを非表示/違反報告)
ルキ - めちゃおもろいです！欝じゃなくて鬱ですよ…！わざとそうしてるのならすいません…！ (2019年6月16日 2時) (レス) id: f38841be90 (このIDを非表示/違反報告)
晃夜(プロフ) - ハルさん» 読んでくれてありがとうございます。更新遅くてすいません。早めに投稿できるよう善処します。好きです。笑 (2018年3月6日 14時) (レス) id: 153c465e30 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - 好きです 頑張ってください！ (2018年3月6日 6時) (レス) id: 9915f5d63f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねこ x他2人 | 作成日時：2017年4月15日 16時
