かえろーや ページ19
グ「では、今日はもう帰るか。日も暮れそうだ。」
彼はシャオロンやゾムとどこかへいっていたようだったが、全員の荷物を持ってきたようだ。
そして、私はない体力を使ったためか少し疲れてしまった。すると白くて綺麗な人が私の荷物をもってくれていた。
？「疲れたでしょう？大丈夫？」
「え、あ、はい。」
いきなり声をかけられたため、綺麗だなと見とれていた私は少しどもってしまった。
彼はふんわりクスリと笑った。
瞳は黒い「神」という布を前に下げており見えないが、薄い生地のためうっすら顔の認識は近ければみえる。
神「僕は神崎誠(カンザキマコト)、しんぺい神ね。あ、3年生だよ〜」
やはり、先輩のようだ。
まあ、ここまで綺麗なら同学年でも目立つし去年から観ていなかったからそうだろうと納得した。
「海堂Aです。2年です。よろしくお願いします。」
そういって彼から荷物をもらい、コネシマが「はよ来んかい！」と叫んでいるため足早にみんなの元へ向かった。
空は少しづつ確実に太陽の存在が薄れていっている。校門で私は左に行けば、グルッペンとトントンと大先生とひとらんが同じ方向で、その他のメンバーはその時点でまたな〜と騒いで帰っていった。
そして、ふとトントンを見た時あっと思い出した。
「トントン君、トントン君」
ト「はいはい？なんすか？」
彼はグルッペンの隣を歩いていたため私の前を歩いていた。だから、不意に声をかけられビクッとして眉を八の字にしながらこちらに顔を向けた。
「テストって採点終わってたよね？」
そういうと彼は、ああ、とこちらもすっかり忘れたように鞄からクリアファイルを出してそこから解答用紙を渡された。
ト「まぁ、俺と殆ど大差なかったからこのくらいの問題なら簡単かと思ったけど、まさか全問正解は流石に驚いたわ。」
鬱「100！？すごいなそれ！」
ひ「A、おめでとう」
出された解答用紙には100点と書かれ花丸までついていた。
「100点だ(ボソッ」
全-貴「？＿っ!////」
私は解答用紙から顔を上げると周りにいた人たちはあちらこちらそっぽへ顔を向けていた。
＿＿＿＿
tonsaid
彼女はボソリと小さく百点満点のテストをみて、「100点だ」と言った。
すると、ほとんどだるそうな顔をしている彼女は、ふあっと顔を綻ばせた。
まだ幼さののこる笑顔がグッと心臓に響く。
他のやつも大事にしなきゃならんなと思った。
そして顔から熱を引くために
まず、彼女から目をそらした。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 295人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
D(プロフ) - ルキさん» はい！実は個人的にどっちにしようか悩んでなんか他の方々と同じ書き方するのつまらんと思ったしだいです！ご質問ありがとうございます！よりよい話になるよう精進致します！ (2019年6月20日 16時) (
レス) id: 5255f6ffa2 (このIDを非表示/違反報告)
ルキ - めちゃおもろいです！欝じゃなくて鬱ですよ…！わざとそうしてるのならすいません…！ (2019年6月16日 2時) (レス) id: f38841be90 (このIDを非表示/違反報告)
晃夜(プロフ) - ハルさん» 読んでくれてありがとうございます。更新遅くてすいません。早めに投稿できるよう善処します。好きです。笑 (2018年3月6日 14時) (レス) id: 153c465e30 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - 好きです 頑張ってください！ (2018年3月6日 6時) (レス) id: 9915f5d63f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ねこ x他2人 | 作成日時：2017年4月15日 16時
