【リボーン】ドSで腹黒な私は武お兄ちゃんの義妹です！ (ページ8)

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お兄ちゃんはイケメンです！ページ8

「山本…武……」

「オレの妹、返してもらうぜ！」

お兄ちゃん、正直来なくてもよかったのに！！

でも……やっぱり来てくれてよかったぁ……////

「できるものならやってみなよ」

嗚呼、お兄ちゃんってなんでこんなにカッコいいんだろ……。

今の状況なんて、姫を助けるナイトみたい！！

「鳴きなよ」

＜ビュン！！＞

「おっと！危ねぇ！」

前言撤回！！私がお兄ちゃんを助けるナイトになりたくなってきました！！

「(危なっかしい…！助けたい～！)……………ｳｽﾞｳｽﾞ」

「あ、A！待ってろよ！すぐ助けてやるからな！(ニッ」

「お兄…ちゃん…///」

「……(イラッ」

お兄ちゃんってやっぱりカッコいいです！！
でも、余裕なんてありませんでした。

「じゃあ…これはどうかな？」

＜ズドォン！！＞

「ぐあっ！！」

「お、お兄ちゃんっ！！」

なんと雲雀さんのトンファーがお兄ちゃんの頬に当たってしまいました。

当然、お兄ちゃんの頬はみるみるうちに赤くなり……

「っ、」

「あれ？もう終わり？」

「……よくも…お兄ちゃんのイケメンフェイスに……！！」

私はすかさずポケットに手を伸ばしました。
第二のアイテム……煙幕爆弾…

＜プシャン！＞

「！！？」

今のうちに！！

「雲雀さん！お兄ちゃんを傷つけたことは許しません、が………

今日のところは帰らせていただきますっ！

でも、忘れないでください！私は絶対貴方に仕返ししますからねぇ！！」

まるで悪役のような台詞を吐いて、私達は去りました。
絶対、リベンジします！

私の大切なお兄ちゃんに傷をつけたんですから！！

「ｸｽｯ……待ってるよ、A」

～その後～

「……ごめんね、お兄ちゃん…。私…」

「大丈夫だって、だから……そんな顔すんなよ」

「……だってぇ………ｸﾞｽｯ…お兄ちゃんのカッコいい顔が……！！」

「いいんだよ。オレより……お前の可愛い顔の方が大切だからな！
オレはそれが守れただけで嬉しいぜ！」

「……お兄……ちゃん……///ありがとう！」

「おう！///」

「フフフ///」

「ハハッ///」

「「…………(ジトー」」

「あの～……そーゆーことは…帰りでしないほうがいいと思うよ……」「ったく、これだからブラコンとシスコンは！！」

「え？何故ですか？」

「そ、それは……(これだからリア充はっ！！」

帰り道の出来事でした。