【リボーン】ドSで腹黒な私は武お兄ちゃんの義妹です！ (ページ4)

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お兄ちゃんは優しいんです！ページ4

＜バッ！！＞

「遅れてすみません！」

「ああ、山本か。早く席に座りなさい。もうHRは始まってるぞ」

「チッ……はーい」

私はキョロキョロと席を探しました。
すると、あの森下君が……

「ｺｿｯ)Aちゃん！こっちこっち！オレの席の隣だよ～！」

「……げ」

幻覚でしょうか。森下君が私に手招きをしています。

「………」

＜ガタンッ＞

私は仕方なく席に座りました。

「Aちゃんと隣の席だなんてオレはなんて幸運なんだろう！」

「…それ以上ハゲたくなかったら、しゃべらないでください」

「オレはそんなSのAちゃんも好きだよ！！」

「……」

＜ズパッ！！＞

「ぎゃああああ！！オレの毛根がぁぁああ！！」

「フッ……つまらないものを刈ってしまいました………」

「そこ！煩いぞ！！」

「はい、すみません。

けっ、ハゲてるのに……(ﾎﾞｿｯ」

「え”」

「なにか？(ニコ」

「い、いや。なにもないぞ」

そう言って、先生はプリントを配り始めました。

一方の森下君は……

「ブラックAちゃんキタァアアア！！」

煩いです。

＜グサッ＞

「コ、コンパスッ！！！」

「あ、まだ数学の時間じゃなかったんだー。間違えたー(棒読」

「アハハ、ドジなところも可愛いね。Aちゃん…痛っ、イタタタ！！」

「貴方に言われても嬉しくありません。調子に乗らないでください」

はぁ、この一年間……疲れそうです。

森下君をいじめていると、あっという間に休み時間でした。

「hshshs……」

「それ以上近寄ったら殺します」

「ありがとうございます！！////」

「……焼きそばパン、1分以内に買ってこい。クズが(ギロ」

「はいいい！！りょーかいしましたぁ！！////」

＜ダダダ！！＞

「よし、邪魔者は消えましたね」

こっそり、私は教室を出ました。
向かった先は……

そう、

「お兄ちゃん！！」

「A！！」

＜ギュッ！！＞

2-A。お兄ちゃんのクラスです。

「あれ、Aちゃん？」

「あ！！京子先輩！！」

「やっぱり！Aだ。制服似合ってるね(ニコ」

「ありがとうございます！」

私が唯一認めている女の子、京子先輩！！

私よりかわいいのに、天然で優しくて、笑顔がすてきなんです！

。