続くよ自己紹介! ページ21
?「僕の名前は宮沢賢治です!ある田舎から来ました!仲良くしてください!」
与「先刻も云った通り、妾の名は与謝野晶子。好きな事は、治療の時間さ。」
そう言った時、他の人の顔が青ざめた気がした。
太「それでは、私達の自己紹介は、終わった事だし、次は君だ。先ず、君の名前は?」
貴「…赤城…A」
太「其れじゃあ次は、何でAちゃんは川に飛び込んだんだい。」
貴「自 殺」
質問に答えながら私は、考えていた。
この人達を知っているような気がしたからだ。
暫く考えたが、結局、私は面倒くさくなって、放置した。
太「其れでは最後に。異能力は持っているかい?」
貴「…いのう、りょく?」
太「その反応って事は、多分持ってないね。今のは忘れてくれていいよ。」
太宰さんは江戸川さんと何かを話した後戻って来た。
敦「質問終わった後で悪いけど、Aちゃんは家はあるの?」
貴「家?………無い」
与「そうか。それなら如何するんだい?」」
太「Aちゃん。武装探偵社に入る気は無いかい?勿論、Aちゃんの家も用意するよ。其れに、依頼とかはやらないで大丈夫だよ。」
私は、太宰さんに言われて考えた。私には、家が無い。此の儘街を歩いても、何も出来ないだろう。そんな中、私に残された答えは一つ。
貴「………入りたい…です。」
太「良し、分かった。君を探偵社の一員にする。勿論、社長の許可を貰ってからだけどね。」
国「なっ。おい太宰。其れは大丈夫なのか。」
江「大丈夫!この子はシロだよ!この僕が云うんだからね!」
谷「乱歩さんが云ってるなら。」
太「それじゃ、私は、社長に報告してくるよ!」
と、太宰さんが扉に向かおうとしたが、誰かがドアを開ける。
?「その必要は無い。話は聞いた。赤城と言ったか。お前を武装探偵社の一員にする。呉々も探偵社の看板に泥を塗る真似はするな。家は、お前達で決めろ。赤城。お前は明日から仕事に来るんだ。良いな?」
貴「はい。」
?「私の名は福沢諭吉。此の社の社長だ。」
こうして、私は、探偵社の一員になった。
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みさき(プロフ) - 面白いです!続き楽しみにしてます! (2019年7月9日 23時) (レス) id: 071d00f0ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:銀花 | 作成日時:2019年6月14日 21時