歌い手だらけの歌荘でシェアハウス！【２】 (ページ5)

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新曲完成？ページ5

全員-貴方「！！！！！？？？？？」←←←

そ「まぢか…」

「私は、誰か一人が行けないなら、
行かなくていい。みんなと、一緒がいい！」

天「…そうだね。僕も賛成。」

全員-貴方･天「うん。」

「じゃぁ、私はマッハでシャワー浴びて、
部屋にこもるでござります！」←←←

全員-貴方「うん、行ってらっしゃい。
(切り替えの早さ半端ないな…)」←←←

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私は今、自分の部屋now！

マッハで、シャワー浴びたら、3分だった！

ん？浴槽に浸からないのかって？

浸からなくたって、死にやしないさ！←

「おっしゃー！歌うぞー！」

盛大な独り言を言った所で準備をする。←

気持ちが凄くこもる。

今回は…いや、毎回…私の過去の様な、

暗い感じの曲になるから、いつしか、

感情がこもりすぎて、泣きながら歌ったり

してしまうことも、少なくはない。

私の過去をしったら、みんな幻滅するかな？

みんな私から離れていくかな？

また、そんなことが脳内をよぎる。

「♪...♫...♬...♩((ガチャッ))…え？」←

そ「それって…『でぃ…！？」←

今の状況は、そらるさんの口を塞いで、

ベッドに押し倒しております。

だって、口にだそうとするから！？←

「そらるさん、今見たのは忘れて！」

そ「…っ！んんん、んーん！んー！」←

「あ、すみません。」←←←←←

そ「はぁ、はぁ…なんで？見たものは、
記憶に自動的に残るから消えない。」←

「…ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ」←←←←←

そ「掛け持ちしてて、こっちの事は、
みんなに内緒なの？」

「そうです…。内緒です…。」

そ「理由…あるの？」

「理由……っ…」

そ「俺らは、訳ありで、シェアハウスに
住んでるし、みんな闇を抱えてるよ。
でも、だからこそ、ここの人らは、
みんなを信頼できると思うんだ。
だから、安心して話して大丈夫だよ。
みんな、ちゃんと、時雨の味方だから。
誰も離れていかないし、幻滅しない。
大丈夫だから、俺らを頼って？」

私は生まれて初めて、今までの日々で、

望んできた…本当に欲しかった言葉を、

始めてもらった。

溢れ出る涙を、優しく暖かい手で、

そらるさんは拭ってくれた。

何も言わずに、抱きしめて頭を撫でてくれた。

あぁ…。私はこの温もりが欲しかったんだ。

と、ここらから思い、その初めての人からの

温もりにすがる様に泣いた。