２７ ※聖川真斗side ページ27
俺はライブが終わり、舞台裏でスタッフと話していた。
もうそろそろ帰ろうとしようしたとき楽屋に帽子を忘れたことに気づいた。
楽屋へ入ろうとドアを開けようとしたとき、
姉「あ！ 今はちょっと！！」
聖川「？？！」
姉「急にすいません！」
聖川「お前はあの時のちあきさんか…？」
姉「はいっ！！////」
聖川「またお前と会えたのだな///」
姉「////」
聖川「今日俺はステージの上からちあきさんが来てくれていると信じてお前を思い浮かべながら歌ったんだが、俺の歌はどうだっただろうか…？////」
姉「私を？！/// すっごく良かったです！ 私真斗くんの歌が一番お気に入りなんです！(ニコッ)」
聖川「そ、そうか//// 大事なことを聞き忘れていたな。どうしてここにいるんだ？」
姉「それは…(言っていいのか分かんないよー。。) 私の妹がちょっと用事があって待ってるんです！」
聖川「そうか。しかし、俺はここでちあきさんに会うことができてよかった(ニコッ)////」
姉「私も今日の日を忘れません！ また皆さんに会いに行きますね！！」
聖川「ああ。待っている////」
俺はこの部屋にまだ入れないらしい。先に他の用事を済ませる事にした。
お前と別れたあと俺は思った。
聖川「ここでお前との関りを終わりにしたくない。次いつ会えるかなんて分からないからな…」
俺はまだちあきさんがそこにいると信じて引き返すことにした。
聖川「はぁはぁ。遅かったか…」
そこにはもう誰もいなかった。
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作者名：きのこ | 作成日時：2022年10月1日 0時
