２０ ※一十木音也・来栖翔side ページ20
一十木音也side
俺たちは最終公演のライブ会場で最終チェックをしている。
音也「俺少し客席の方行ってきてもいいですか？？」
スタッフ「大丈夫ですよ〜」
俺はテープと小さな紙を持って客席に向かった。
音也「えーっと、確かこの席だったよね」
昨日のサイン会で聞いたAちゃんの席に来ていた。
そして、ちょっと椅子にあることをして、俺はその席の前に立った。
音也「今日Aちゃんはここから俺のことを見てるんだよねー///」
どんな顔して俺のことを見てくれるのか想像したら急に恥ずかしくなった。
スタッフ「もうそろそろお客さんたち入ってきます〜！」
音也「はーい！」
俺は楽屋へと向かった。
音也「Aちゃん…俺昔からずっと今もAちゃんのこと好きなんだよ/// いつになったら俺だって気づいてくれるかな…？」
来栖翔side
俺は今まで“恋”が分からなかった。
でもAの笑顔を見た時、俺はお前に恋したんだって分かった。
翔「まさかこの俺が一目ぼれとはな…笑」
でも何もしないまま終わるなんて男じゃねぇ！
今日もライブに来てくれてるみたいだし、俺はぜってーAを見つけるって決めた。
そんで、今日Aの中を俺でいっぱいにするんだ！！
翔「うおー−−−！！頑張るぜー−−！」
那月「翔ちゃん気合十分ですね♪」
翔「ああ！はやくライブがしたくてうずうずしてるぜ！」
聖川「そうだな笑」
翔「俺の全力を見てくれよな！そんでぜってー見つけてやるから待ってろよー！」
那月「おー−！」
レン「おチビちゃんにもそういう相手ができたのかな？笑」
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作者名：きのこ | 作成日時：2022年10月1日 0時
