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照史「あれはほんまにアホやった(笑)」



「うっ、うるさい!止まり方わからなんだもん!」



照史「スタッフさん教えてくれたやんか(笑)」



「…聞いてへんかった。」



照史「あほ(笑)人の話は聞け(笑)」






気まずい、なんて思ってたのは本当に最初のほうだけ。



今は今日のカーリングについてめちゃ盛り上がってる。



何でも、氷の上だと運痴になる私がツボらしくて。



ブレーキのかけ方が分からず、壁にぶち当たった私を思い出して大爆笑。




同じくブレーキがかけれずカーリングのストーンと一緒に的に入った私を思い出して大爆笑。




氷上整備の後、飛び込んで滑って転んだ私を思い出して大爆笑。



めちゃくちゃ恥ずかしかったけど照史がこんなに楽しそうに笑ってくれるなら何でもいいや、なんて、私はどこまでも単純。






「逆に何で氷の上で…」






不意にポテチに伸ばした手が2人、触れ合った。



ビクッと同時に手を引っ込めて…至近距離で目があった。



こんな近くで照史を見たの、初めてかも。



なんて暴れる心臓とは裏腹、そんな落ち着いた考えが頭をよぎる。



心なしか少し赤く頰を染めてる照史。



そんな照史が一瞬目をそらして…また目を合わせた。



その目はまっすぐと私を見つめていて心がくすぐったい気持ちになる。



雰囲気が今までとガラリと変わって…無言の時間が私達を包み込む。



そんな空間を壊したのは…






照史「…あんさ。」







…少し震えた声の照史だった。






「ん?」






そんな私の声もなんとなく震えてるように聞こえて。



照史から発せられる言葉に期待が膨らむ。






照史「…ずっと言おうと思っててんけどさ、」






ドキドキが止まらなくて照史から目が離せない。



私の大きすぎる心臓の音で照史の声ももみ消されそう。

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設定タグ:重岡大毅 , 桐山照史 , 中間淳太   
作品ジャンル:ラブコメ
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れもんてぃー(プロフ) - Aさん» ありがたいお言葉...Aさんのように楽しみにしてくださる方がいたら私自身も執筆の意欲が湧きます!ありがとうございます!これからも応援よろしくお願いします! (2019年10月19日 1時) (レス) id: 95a666bd2e (このIDを非表示/違反報告)
A - れもんてぃーさん、、、めっっっちゃ面白いです!!!本当に止まらなくて!大変かもしれませんがとってもとっても続きが見たいです!楽しみに待ってますので、更新頑張ってください!! (2019年10月15日 22時) (レス) id: fe81496d1f (このIDを非表示/違反報告)
れもんてぃー(プロフ) - イエーイさん» ほんとですか?めちゃめちゃ嬉しいです、ありがとうございます(;;)頑張るので応援よろしくお願いします! (2019年8月19日 21時) (レス) id: 95a666bd2e (このIDを非表示/違反報告)
イエーイ - ちょー良かったです!今まで読んだ中で、一番ドキドキしました♪更新これからも頑張ってください! (2019年8月19日 17時) (レス) id: c1b6ca1cde (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:れもんてぃー | 作成日時:2019年8月4日 21時

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