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85頁 ページ39

2014年11月22日





「渚、いっぱいお買い物できて楽しかったね!


いっぱい買っちゃったね♪」





渚「うん!」





「.........廉


全然買い物しなかったじゃん、珍しい(笑)」





廉「.........欲しいものがなかったんや


ま、俺のお眼鏡に叶うものがなかったんやな♪(笑)」





「パパ、なんか独り言言ってるね(笑)」





渚「ねー(笑)」





駐車場へと向かうエレベーターに乗った







「渚、◯ッキーさんのぬいぐるみ嬉しいね♪


............パパにちゃんとありがとう言った?」





渚「..........ううん、


パパ

..............ありがとっ」







自分より大きなぬいぐるみを

ぎゅーっと抱きしめている渚は

照れてんのかそれで顔を隠して

時折こっちをちらちらと覗きながら小さく呟いた







.......なあちゃん


パパな、

ほんまはなあちゃんとさよならしたくないで



ずっとずっと、

側で成長を見ていたかった





溢れそうになる涙をぐっと抑える





こんときの俺ってどんな顔してたんやっけ?


.........あっ可愛い渚に照れてたんやった









「...........パパ、

なんだかニヤニヤしてて気持ち悪いねえ(笑)」





渚「きもちわるーーーい」





廉「おいこら(笑)」







こういう当たり前の会話も

これで最後なんや



家族3人の会話

くだらない会話でさえ

今思うとほんまに幸せなものやったな







.







.







渚「なあちゃん、やっぱりアイス食べたい」





廉「.........なあちゃん、


そんなに食べたいん?」





「廉、甘やかしちゃダメ」





廉「今日は誕生日やからええやん


場所も変わったのにええ子やったし、

.........な?」





「じゃあ........アイス食べよっか♪

ご飯の前だけど今日は特別だからね?」





渚「わーーーい」





廉「どれ、パパが買ってきたろ


なあちゃんはチョコやな?

Aはなに?」





「ミルクティーあったらミルクティー味で

なかったら抹茶ミルク!」





廉「了解!」







そうして俺は

あのときと同じように

Aに車のキーを預けた







「廉..........ありがとう」





最後に見る笑顔や


俺の一番大好きな笑顔





A、ありがとう

ほんまはずっと一緒にいたい





俺はずっとAのこと愛してる


.........渚のこと、よろしくな?







.







.







アイスの自販機に一瞬は向かうふりをするものの

すぐに折り返す

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えりんぎぷ−る - 一気に読んで、たくさん泣きました!推しでもないれんれんなのに、、、www天使っていう設定がまたまた良いですね。 (2020年7月1日 22時) (レス) id: 2200018ee9 (このIDを非表示/違反報告)
miii(プロフ) - はじめまして。一気に読みました!切なくて涙が溢れましたが、最後はとても暖かくて本当作者様の表現が素晴らしいです。おつかれさまでした。 (2020年6月3日 7時) (レス) id: 461d11f3fb (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - すみません!2019年ではなく2020年です!! (2020年3月30日 1時) (レス) id: 199b427b1e (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - 続きです。まだまだ気になる部分は沢山ありますし、こんなにも切なくて愛おしいラブストーリーをお書きになった主様は最高な方です。ただ、一つ要望を言うとすれば、廉くんと再び巡り合うまでの出来事を読みたい。です。笑 長文失礼しました。 (2020年3月30日 1時) (レス) id: 199b427b1e (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - 続きです。玄樹くんが更に80年天使を続けたのはきっと、渚ちゃんと汐音くんの成長を見届ける事と、廉くんが天使としての仕事を全うして生まれ変わって、主人公の女の子と再び巡り合うことを見届けたかったからではないかと考えています。続きます。 (2020年3月30日 1時) (レス) id: 199b427b1e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:美雨 - miu - | 作成日時:2016年1月1日 17時

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