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Ren
「.........廉、抱いて」
そう言われたとき
俺は今ついた嘘が全部バレとることを悟った
.........まぁ、当たり前やな
Aは一緒にいたときから
俺が嘘つく度にほんまに秒で気付いてた
でも、今Aの隣にいるのは俺やない
........紫耀や
やから、
いくら愛おしいAが目の前にいたって
そんなんはできない
こうして抱き締めるのが限界なんやで？A
俺にとっては紫耀も
ほんまに大切な存在なんやな
廉「ダメやA
Aには今紫耀がいるやん
俺たちはもう、終わったんや」
そう言ってAの髪を撫でる
ほんまは俺やってAのこと感じたいよ
俺を見上げるAの瞳は潤んでて、
でも見たことないくらい力強い瞳やった
「分かってるんだよ？廉
お願い........もう嘘付かないで？
もう何も聞かないから
これ以上何も......
.........廉に愛されたいの
今度は.......
...........あたしと浮気して？」
その言葉を聞いて
全部分かった上でこう言ってるA
もうこれ以上拒む理由がなかった
紫耀にはほんまに申し訳ないと思う
でももう
..........抑えられへん
次の瞬間には俺はAの唇を奪ってた
.
.
.
You
あたしを抱き締めていた廉は
軽々とあたしを抱き上げて机の上に座らせる
こういうのも懐かしくて
それだけで涙が溢れ出すんだ
廉とキスを交わしていると
やっぱり身体は廉の感覚を思い出していった
廉の記憶がなくなってても
身体は廉のことちゃんと憶えてるんだ
激しいキスは
唇を離れると今度は首筋へとうつる
廉の舌が這っていって
たまにちゅっと優しく吸われる
跡が付かない程度に吸う廉に
もうあたしは廉と堂々と愛し合うこともできないこと
そして紫耀を裏切っていることを感じさせる
ごめんね、紫耀
でもこれで最後だから、
本当に本当にこれが最後だから
紫耀なら許してくれるよね_______？
首筋にあったキスは
弱い耳に移動して
耳にかかる熱い吐息に
ぺろりと舐められるその感覚に
ますます溶けていく
また首筋にいき
また一瞬唇に戻ると
今度は鎖骨へと移動する
息が乱れている廉は
そのままあたしの着てる
カーディガンを脱がせていく
「待って........」
廉「........どうしたん？」
「ベッド......行こ」
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えりんぎぷ−る - 一気に読んで、たくさん泣きました！推しでもないれんれんなのに、、、www天使っていう設定がまたまた良いですね。 (2020年7月1日 22時) (
レス) id: 2200018ee9 (このIDを非表示/違反報告)
miii(プロフ) - はじめまして。一気に読みました！切なくて涙が溢れましたが、最後はとても暖かくて本当作者様の表現が素晴らしいです。おつかれさまでした。 (2020年6月3日 7時) (レス) id: 461d11f3fb (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - すみません！2019年ではなく2020年です！！ (2020年3月30日 1時) (レス) id: 199b427b1e (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - 続きです。まだまだ気になる部分は沢山ありますし、こんなにも切なくて愛おしいラブストーリーをお書きになった主様は最高な方です。ただ、一つ要望を言うとすれば、廉くんと再び巡り合うまでの出来事を読みたい。です。笑 長文失礼しました。 (2020年3月30日 1時) (レス) id: 199b427b1e (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - 続きです。玄樹くんが更に80年天使を続けたのはきっと、渚ちゃんと汐音くんの成長を見届ける事と、廉くんが天使としての仕事を全うして生まれ変わって、主人公の女の子と再び巡り合うことを見届けたかったからではないかと考えています。続きます。 (2020年3月30日 1時) (レス) id: 199b427b1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美雨 - miu -
| 作成日時：2016年1月1日 17時
