義兄なんて断固拒否【ブルーロック】

内緒話 ページ26

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『まぁこれが初めて会ったときなんだよね』




「口が悪いですね……」




「えらい血みどろやな……」






トレーニング終わりのお昼ご飯、珍しく作業が早くに片付いたので食堂で昼食を摂ろうとしていたところ、雪宮くんと氷織くんが一緒にどうかと誘ってくれたのだ。



数値上げのアドバイスや改善点の話をしていたはずなのにいつの間にか私とミヒャの話になり最終的には出会いまで聞かれてしまった。







『あの時はさすがに私もキレそうになったけど……惚れた弱みってやつかなぁ』




「ぞっこんなんですね」




『今の世一には内緒だよ？今の話聞いたら卒倒しちゃう』



「あはは、想像できてまうわ」








僕らだけの秘密やね、と笑う氷織くん。

チームにはいない新鮮な感じがなんとも愛らしい。


一方、雪宮くんはと言うと氷織くんとはまた違う別婿さんだ。
モデルもしているらしく、顔つきや性格からしてイングランドのマスターなんかに気に入られそうだなぁ…








『トレーニング終わりならノアと基本ミーティングしてるし何かあったらまた聞きにおいで』








もちろん、と即答する2人をみるとご飯がもっと美味しく感じる。


若いっていいなぁ

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