恐怖の感染都市から脱出しろ！【stxxx】

思い出 ページ30

しばらくして落ち着いた



「ありがとう……」




ｶﾞﾗｶﾞﾗ……




私は門を開けて、二人をころちゃんに手伝って貰いながら敷地内へ連れる


私は、死んだ二人の死体を抱きしめた





あぁ……まだ暖かい……





さっきまで生きてたんだよね……


私が殺したんだよね



何で殺したんだろう……


何で……






『A！おはよ〜。今日テストだね〜。いける？何点いける？私は、自信あるよ』


『いやいや。そういいながら真理いつも赤点じゃん。少しは勉強しろアホ』


『なっっ！！心愛言い方酷い……そういう心愛だってギリギリじゃんか』


『赤点よりはマシだよ。うちのほうが頭は良い』





『真理！A！聞いて聞いて！！旅行券当たっちゃった！』


『マジ？！やばくね！おめでとう！』


『それでね！その人数が3名なんだけど……うちら三人で行かない？』


『マジで？！良いの？！やったぁぁ！！A！！皆で旅行だよ！！』




『私さぁ。死ぬの怖いんだよね……うちら今考えると、死んだらどうなるのかなって。無になる？そんなの恐すぎるじゃん』


『どうしたの真理。らしくないじゃん』


『なんか？最近死ぬ事を考えると怖くてさぁ〜寝れないんだよね。人っていつかは死ぬじゃん？』


『確かに考えれば怖いわ。でも、その分長生きしようよ。皆で婆ちゃんになるまでさ』






思い出が蘇る……


真理は死ぬのが怖かったんだ。心愛も……


なのに、自分から殺してって……


本当は助けてほしかったんだ……


なんて事を私は……


私は……私は知ってて……





ｸﾗｯ




こ「Aっ！！」



あれっ


視界が……歪んで……



気付いたら道上に寝転んでて


意識を失った

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