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それから1週間は早々と過ぎた



水曜に前から約束していた地元の友達とも遊べたし、

近所のまわりだけだけどお母さんを乗せて運転もした






その間もずっと先輩のことはチラチラと気になっていたけど特に何も進展はなく、ほんとにこのまま流されちゃうんじゃないかと疑い始めた金曜日






それは突然舞い込んだ知らせ






隣町の大きなショッピングモールに出掛けた時、岩田先輩からこんなメッセージがきた








_____“今日の夜会える?”









・・・・・









今日の……夜!?







いや…待って、えっと…急すぎない?









「先輩こっち帰ってきてるんですか?」
「今日仕事終わり次第そっち向かう予定」
「それって…何時頃になりそう、ですか?」






現在:午後7時15分






「私、今…隣町に来てて」

「うん、知ってる。ストーリー見た」

「ぶらぶら見て、こっちで夜ご飯も済ませようと思ってたんです。友達と約束してて」




「そうなんだ。帰り、何時頃になりそう?」

「えっと…9時過ぎの電車で帰るって親に連絡してます」




「うーん……ジャスト」
「じゃ、じゃすと…?」








「俺、今から出るから。9時半に高校から最寄りの駅に車で迎えに行くから」







えっ、、、、







そこで途切れた会話。正しくは私が返信していないだけなのだが…




まさか、ほんとに…?今夜会うの?









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色々と準備できてない!!







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作者名:彗星 | 作成日時:2020年5月22日 23時

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