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Not side
研究員たちと別れ、彼女は故郷を旅立った。
『あの人たちもアルタナになればいいのに』
そうしたら、一生死なずに幸せなのにな。
彼女は自分がアルタナになったことを誇りに思っていた。
なんていったって不死身だ。
何をしても死なないのだ。
こんな素敵なことが他になるだろうか。
そんなことばかり考えていた。
常に死と隣り合わせだったからこそ、こう思えるのであろう。
.
だが、やはり死ぬ時は死ぬのだ。
時代が移り変わると共に、彼女が死ぬ回数は多くなった。
訪れた町の人達に鬼呼ばわりされて刺されたり、変な組織に捕まって窒息死させられたり、地球外生命体の餌食にされて食べられたり、罪人から罪を擦り付けられて燃やされたりなど…
恐らく、軽く3桁に届くくらいは死んでいるだろう。
それに対して、人の死を見る回数も増えた。
何度愛を誓われても、結局その人間は自分を置いて消えていく。
それが悲しくて仕方なかった。
自分を置いていかない、ずっと自分と一緒に生きてくれるような人に出会いたかった。
だからだろう。
生まれてから、およそ500年くらい経った頃。
吉田松陽という男と出会ったときは、今まで感じたことのない思いでいっぱいになった。
似たような色の髪と瞳。
そして何より、同じアルタナの力を得ていること。
自分と似た点がありすぎて不思議に思った。
それと同時に親近感も覚えた。
松陽「貴方、名前は？」
『……A』
松陽「？ 苗字は…」
『ミョウジ…？何それ、食べ物？』
ぷっ、と下を向いて彼は小さく笑った。
なんだかバカにされている気がしたが、何故か腹は立たなかった。
松陽「…では、私の苗字をあげましょう。
私は吉田松陽。
苗字が吉田、名前が松陽です。
貴方に、私の苗字を差し上げると…びっくり！
貴方は今日から“吉田A”になりました！」
『お、おォ…！！』
喜びを覚えた。
『あり、がとう…！』
彼女はぎこちない笑みに、松陽はまた小さく笑った。
ここから、彼女は少しずつ変化を遂げていく。
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ちらちゃん(プロフ) - al8056さん» 終わったことはもう、ね…() 読者の皆様、お許しを☆(( (2021年1月14日 6時) (
レス) id: 843b1d66ba (このIDを非表示/違反報告)
al8056(プロフ) - ちらちゃんさん» まぁ、もう変えれませんしね！気にしなーい気にしなーい←← (2021年1月14日 6時) (レス) id: 6b4ec52995 (このIDを非表示/違反報告)
ちらちゃん(プロフ) - al8056さん» 最初そんな感じで書いてましたよね！！私も後から書いてて気づいたんです笑 こうなったら、護衛の仕事を持たされた仮生徒ってことにしときましょう。うん。都合いいなオイ((ごめんなさい (2021年1月14日 5時) (レス) id: 843b1d66ba (このIDを非表示/違反報告)
al8056(プロフ) - あれ？ちょっと思ったんですけど夢主って正式な生徒じゃ……(((殴←(色々とやばくなりそうだからここでやめときまする←) (2021年1月14日 4時) (レス) id: 6b4ec52995 (このIDを非表示/違反報告)
ちらちゃん(プロフ) - ミミさん» ありがとうございます(> <) ボード確認しときまーす！ (2020年5月22日 14時) (レス) id: 843b1d66ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちらちゃん | 作成日時：2018年11月3日 23時
