・ ページ13
貴方side
ヅラが帰ってから、私はすぐに授業に参加した。
『なんだよ、幾松と((ﾋﾟｰｰｰｰ してなかったのかよ…』
上鳴「おーいAさーん？なんか今すっごい不純な言葉が聞こえてきたんですけどー？」
『耳くそ詰まってんじゃない？』
上鳴「あ、てめ、辛辣かよ」
ツッコむ上鳴に対し、私は鼻と唇の間にシャーペンを挟んで遊ぶ。
.
((…ﾊﾟｧﾝｯ!!
突然、物凄い銃声が鳴った。
ガシャンと音を立てて崩れるガラス窓。
『っ…！』
私は左肩を押さえ、座っていた椅子から転倒した。
マイク「Aっ！！」
緑谷「Aさんっ！！」
走り寄ってくる山田や生徒に、私は思わず声を上げた。
『っ、離れろ！！』
生徒たちはその場で立ち止まったが、体は小刻みに震えている。
私は再生し始めた肩から手を離し、少し考えた。
傷口を見る限り、狙撃手は遠くから撃ってきたことがわかる。
さっきヅラと話した時のことを考えると、私を狙ったのは転送装置を増量させた天人という可能性が高いだろう。
倒れていた体を起こし、グンと背伸びをする。
『…ったく、誰だよ撃ってきた奴。貫通しちまったじゃねェか』
私は机に立て掛けていた番傘を掴み取り、それを割れた窓に向けた。
峰田「お、おいA…お前、何するつもりだよぉ…！」
『……殺るんだよ』
切島「え…」
『…私を撃ってきた野郎を、ケチョンケチョンに殺ってやんだよォ！！』
そう言いながら、私は番傘の弾を撃った。
『ぐははははははァ！！死ねェ弱味噌ども！！』
瀬呂「おい、誰かA取り押さえろ！！」
上鳴「無理だって！！今Aに近づいたら、俺たちまで殺られるぜ！？」
『天誅ゥゥゥゥゥ！！！！』
.
暫くして、私は番傘を撃つ手を止めた。
『……よし、これで向こうは確実に逃げたな』
そう呟きながら、私は淡々と弾の後処理に取り掛かる。
相澤「…何の騒ぎだと思って駆けつけてみれば、やっぱりお前か……」
教室に入ってきた相澤は、何故か1番に私の首根っこを掴んだ。
相澤「…さ、(あの世へ)いこうか」
あ、詰んだ。()
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1308人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ちらちゃん(プロフ) - al8056さん» 終わったことはもう、ね…() 読者の皆様、お許しを☆(( (2021年1月14日 6時) (
レス) id: 843b1d66ba (このIDを非表示/違反報告)
al8056(プロフ) - ちらちゃんさん» まぁ、もう変えれませんしね！気にしなーい気にしなーい←← (2021年1月14日 6時) (レス) id: 6b4ec52995 (このIDを非表示/違反報告)
ちらちゃん(プロフ) - al8056さん» 最初そんな感じで書いてましたよね！！私も後から書いてて気づいたんです笑 こうなったら、護衛の仕事を持たされた仮生徒ってことにしときましょう。うん。都合いいなオイ((ごめんなさい (2021年1月14日 5時) (レス) id: 843b1d66ba (このIDを非表示/違反報告)
al8056(プロフ) - あれ？ちょっと思ったんですけど夢主って正式な生徒じゃ……(((殴←(色々とやばくなりそうだからここでやめときまする←) (2021年1月14日 4時) (レス) id: 6b4ec52995 (このIDを非表示/違反報告)
ちらちゃん(プロフ) - ミミさん» ありがとうございます(> <) ボード確認しときまーす！ (2020年5月22日 14時) (レス) id: 843b1d66ba (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ちらちゃん | 作成日時：2018年11月3日 23時
