約束を果たすため【wrwrd!】

約束 ページ26

gr「ほう。俺はそんな感じで呼ばれていたのか」




「本当はグルッペンだけですけど流石に事情を知らない人の前で

呼び捨てはどうかと思いました」




？「…あぁ、もう意味わからん！だいたいこの人はなんなん！？」




gr「お前らの前世の知り合いだ」




全ー夢・ut・gr「「「「は？！」」」」




zm「待ってますます意味わからん…！」




？「…どうせまた生徒会狙いの嘘じゃないん」




ut「いや嘘発見器にかけてみても嘘じゃなかってんなー」




gr「目も真剣だったしな」




？「…まぁ。グルさんが言うならそうなんやろな。

えっと……俺は」




「トントン」




tn「…え」




「名乗らなくても分かります。トントンさんでしょう？」





そう言って私はニコッと笑う。





tn「嘘やん…なんで俺の名前」




？「トントン知り合いなん？」




tn「いや…初対面や…」




？「いや！トントンの名前を知ってるだけやろ！！

トントンのことまでは深くまで知らんやろ！」




「トントンさんは溜まりに溜まった書類を徹夜して

片づけているので目の下に隈が出来ます。

実質そうでしょう？隈できてますし」




tn「なんでそのことを…！」





前世でも書類に追われているのかこの人は。



可愛そうな人だな。





？「っでも…！」




ut「下手に口出しせん方がえぇで〜シャオちゃん。

この子俺らのことなんでも知ってるらしいわ。

それにトントンのことは有名やけど

Aちゃん来て一週間やからトントンの隈の理由なんて

知ってるわけないやろ」




sha「…っ」





シャオちゃんはまだ私のことを警戒している。



そりゃあそうだよね。



自分の情報をほぼ全部知ってるって



ただのストーカーだもんね。



気色悪いっちゃありゃないね

約束→←約束

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す