【深海のまち】NPC以上、NPC以下。【CS】 (ページ6)

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ぼんやりとした毎日を過ごしていた中、某日、一途は帰宅直後に着替えもしないままベッドに寝転がり、そのまま目を閉じた。

夢を見た。
いつかの彼女が、不思議な話を教えてくれた時の夢だった。

「海の奥底にはね、街があるらしいの」
「え～っ、何それ。おとぎ話？」
「さあ、どうかしら？ふふ。それでね、そこへ行く方法が──」

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深夜某刻、一途は制服のまま海にいた。
その手には小瓶が握られていた。

＜家族構成＞
父、母、兄、自分

＜選択科目＞
音楽

歌は得意ではないし、演奏できる楽器といえばリコーダー(上手いとは言っていない)くらいだが、音楽自体は好き。

それをいえば美術も絵の色塗りが嫌なだけで美術そのものは嫌っていないが、流石に毎回の授業で苦しみたくはなかった。

＜学力＞
平均的。若干理数系が苦手だが、総合的に見れば可もなく不可もなくといったところ。

英語はスピーキングのみが絶望的。それ以外はどうにかなっているらしい。

＜運動能力＞
深海のまちに訪れる前──中学校、高校と続けて部活動でチアリーディングを行っていたらしく、柔軟性や体幹は多少優れている。

体力は一般的な運動部の女子並み。走力はまずまず。

＜余談＞
本にしろ音楽にしろ、特に好きなジャンルはないらしい。苦手なジャンルも無いため、おすすめされたものは何であろうととりあえず触れてみるという姿勢を取っているようだ。