23 ページ24
その後、今後は連絡を取って定期的に会う約束を取り付けられカフェから出た。
すると向かい側の道路には大きなバンが止まっており、その周りを囲うように人だかりが出来ていた。
何かの撮影だろうか。
妹に話しかけようとすると既に気づいていた彼女は大きな声を出した。
「え!スノじゃん!やっば〜!メイクもう少し直せば良かった。リョウタくんいるかな。」
「急に大きい声出さないでよ。何?知り合い?」
すると目を見開いてこちらを見る妹。
「え、ねね、スノーマン知らないの?」
なんでも最近デビューしたジャニーズのアイドルだそうでテレビをあまりみてこなかった私には未知の世界の話だった。
中でも妹は宮舘涼太さん(わざわざ画像検索をして見せてくれた)が”推し”なようで見かけたら発狂者らしい。
初めて妹が何を言っているのか理解できなかったが、とりあえず納得はした。
「つまりアイドルの追っかけってことね。」
「令和の時代にその言い方はないわ、お姉さん。」
「俗世とは離れていたもんで。」
「出家してた?」
なんて話しながらも妹のソワソワが止まらないので”近くに行ってみる?”と提案すると今日初めての笑顔を見せてくれた。
アイドルの力ってすごい。
133人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
でででちゃん(プロフ) - KiiiiLAさん» ありがとうございます!完成までお楽しみください。 (2022年4月2日 10時) (レス) id: 66ca21e792 (このIDを非表示/違反報告)
KiiiiLA(プロフ) - ひかるくんが犬! 想像しただけで可愛いです! 物語楽しみにしています^_^ (2022年3月30日 22時) (レス) @page30 id: f5fdf1c4e3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:でででちゃん | 作成日時:2022年3月19日 23時