スピンオフ�� ページ43
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シーズンが開幕して少し俺はローテから外れ
筑後のリハビリ組に入った
チームに申し訳ない思いは抱え
しっかり治したいとオペを決断した
なにより、一緒にいてくれるこの女性(ひと)と
夢を叶えたい
『巨くん、手洗ってきてーご飯できたよ』
｢はーい｣
『のみますか？』
｢いやっ お茶でいいよ｣
『時々、少し飲むのもいいと思うよ？ま、今日はお茶ね』
｢最近さぁ料理のレパートリー増えたんじゃない？しかも腕上げてるし、これ旨っ｣
Aは嬉しそうに食べる俺を見ていた
｢ん？なに？嬉しそうに｣
『だって そのまんまっ嬉しいから』
｢ふーん｣
『あ、巨くん。言ってた仕事の事なんだけどね』
｢お？見つかったの？｣
『やりたい事があって務めるのはやめたの』
｢やりたい事？｣
『すでに始めてるんだけど』
｢なにを？教えて？｣
『お料理…』
｢料理って、え？じゃあ今、食べてるのってその成果？｣
俺は箸を置いた
『巨くん？』
｢俺のため？なんだよね？｣
『食は大事だから、2人のため』
｢ありがとう、A、改めていただきます｣
『残さず食べてね？』
5月下旬に手術は決まって
いつものように大濠公園でジョギングしてきた朝
前の彼女のマンションの前に見たことのある女性がいた
『あなたは…』
｢Aさん、お久しぶりです｣
『何かご用ですか？』
｢小林、来てませんか？｣
Aの元夫の愛人だった人だ
『離婚届もらったあの日から顔も見てませんよ？会いたくもない、あなたも今更ですよ』
｢今でも、あなたの影が邪魔なのよ…｣
『それは知らない!!自分たちのことばかりで周りが見えないからじゃないの？もしかして仕事がうまくいってない？裏切るようなマネしてきたからじゃないの？大切にしなきゃ、みんな離れていっちゃうよ？』
｢貴方が嫌いだった｣
『私もよ、訴えなさいってみんなに言われた、でも関わりたくなかったし小林にも全く関心なかったから、あなたももう顔見せないで？私は今、とっても幸せだし、それにここにはもう住んでないから来ても無駄です』
巨｢Aちゃん、そろそろ行こうか？｣
『うん』
巨｢あの、本当は探しにきたんじゃないですよね？｣
｢えっ？｣
巨｢宮崎であなたを見かけてます、ワインをかけるくらいだから別れた前の奥さんに旦那さんの居所を聞きに来るようなプライドの低さには思えなかったですよ？｣
｢なっ｣
悔しいそうな顔をしていた
。
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エリン(プロフ) - asaさん» コメントありがとうございます、更新楽しみにしてくれていたなんて嬉しいです。なかなか進められなくてごめんなさい (2020年5月10日 20時) (
レス) id: 6467547891 (このIDを非表示/違反報告)
asa(プロフ) - 更新楽しみにしてました！ありがとうございます(*≧∇≦)ﾉ続きが待ち遠しいです(*^^*) (2020年5月10日 18時) (レス) id: d459b4654a (このIDを非表示/違反報告)
エリン(プロフ) - 陽葵さん» 苦手な18系の部分も避けて読んでいただいてるんですね感謝です私が大好きなんで詰め込んでますけど よろしくお願いします (2019年5月8日 23時) (レス) id: 4fc6dadfff (このIDを非表示/違反報告)
エリン(プロフ) - 陽葵さん» こんな私になんて素敵なコメントでしょう。ありがとうございます とっても嬉しいです感激です (2019年5月8日 23時) (レス) id: 4fc6dadfff (このIDを非表示/違反報告)
陽葵(プロフ) - ばやし君の方のも読ませて頂いてますが、18系が苦手なので飛び飛びになってしまっていますが、あの小説も凄く好きです。これからも応援しています、頑張ってください(><)長ったらしいコメント、すいませんでした。 (2019年5月8日 22時) (レス) id: 987cca78b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：エリン | 作成日時：2019年2月23日 21時
