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#21 ページ23

※巨Side※


完全に元気を失っていた彼女を部屋まで送った


「ちょっとだけ寄ってもいい?」

『どうぞ』


警戒心もなくなっている


「Aちゃん 手、見せて?」
『へっ?』

彼女の右手をとると
思ったとおり 霜焼けになっていた


「薬、塗っといたほうがいいよ?こんなに赤くなってるし」


『優しくしないで・・・自業自得だから』

「Aちゃん?」

『どーしよ 私、柳田さんの奥さんに申し訳なくて』


そう言って泣きだした



『あの人と同じになっちゃう・・・』

「あの人って?」

『分かれた人の彼女・・・』

「同じじゃないでしょ!!」

『でも・・』

「それはAちゃんが柳田のことを好きだったらの話だよ?」

『巨くん・・・』

「単なる事故・・そうでなきゃ俺も困る・・・・」

たまらず彼女を抱きしめた
(今は離したくない)



『巨くん?』

「ん?俺とこうしてるのAは嫌?」

『・・・・い、ゃじゃ・・な・・い』

小さな声だけど そう言って俺の胸に頭を預けた

その髪にもくちづけ

もう気持ちを誤魔化せない


「Aちゃん・・ちゃんと話すからテラスで会おう?」

『・・うん』

「今日はさ、どさくさに紛れてみたいになっちゃうから明日!必ず。」


それでもまだ 不安げな彼女に俺は・・・


“チュッ”

両手で彼女の頬を挟んで唇を奪った


『今の・・・』

「キス」

『わかるけど』

「嫌だった?A」

『名前・・(笑)』

「呼びたかったよ俺も・・で?どうなの?ビンタしちゃう?」

頬を指差し彼女に向けた


“チュッ”


「//////」

『巨くんが照れてる・・貴重』


笑ったAに照れ隠しにもう一度 キスした








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エリン(プロフ) - asaさん» コメントありがとうございます、更新楽しみにしてくれていたなんて嬉しいです。なかなか進められなくてごめんなさい (2020年5月10日 20時) (レス) id: 6467547891 (このIDを非表示/違反報告)
asa(プロフ) - 更新楽しみにしてました!ありがとうございます(*≧∇≦)ノ続きが待ち遠しいです(*^^*) (2020年5月10日 18時) (レス) id: d459b4654a (このIDを非表示/違反報告)
エリン(プロフ) - 陽葵さん» 苦手な18系の部分も避けて読んでいただいてるんですね感謝です私が大好きなんで詰め込んでますけど よろしくお願いします (2019年5月8日 23時) (レス) id: 4fc6dadfff (このIDを非表示/違反報告)
エリン(プロフ) - 陽葵さん» こんな私になんて素敵なコメントでしょう。ありがとうございます とっても嬉しいです感激です (2019年5月8日 23時) (レス) id: 4fc6dadfff (このIDを非表示/違反報告)
陽葵(プロフ) - ばやし君の方のも読ませて頂いてますが、18系が苦手なので飛び飛びになってしまっていますが、あの小説も凄く好きです。これからも応援しています、頑張ってください(><)長ったらしいコメント、すいませんでした。 (2019年5月8日 22時) (レス) id: 987cca78b9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:エリン | 作成日時:2019年2月23日 21時

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