幸せ ページ30
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朝目を覚ますと大好きな彼が隣で眠っている。
普通のことかもしれないけどすごくすごくしあわせ。
眠っているテヒョンを起こし朝食を食べ、病院へ出勤する。
二人仲良く出勤すればチームのメンバーからはチヤホヤされる。
そんな日常がなんともしあわせだ。
でもここは病院なわけで、常に戦場とも言える。
〈コードブルーコードブルー〉
ドクタールームに響く放送。
ジン「患者の容体が急変したみたいだ」
キムさん「すぐにオペの準備を。」
慌ただしく動き始めるドクター
緊急手術が始まった。
いつもはヘラヘラしているテヒョンも真剣な顔つき。
ジンさんはいつもと同じく大真面目。
ユンギさんはやる気なさそうに見えるだけでいたって真剣。
オペナースとしてキムさんとわたしは彼らの補助を。
ジン「まずいぞこれ」
ユンギ「思ったより深刻だ」
テヒョン「これって…」
3人のドクターの手が止まる。
急に鳴り出した音。
その音が知らせるのは心肺停止のあいず
ジン「すぐに縫合しよう」
ユンギ「いや、かなりまずい」
テヒョン「手の施しようが」
それでもなんとか最後まで全力を尽くした3人だったが…
その患者さんを助けることはできなかった。
この病院へ来て初めて目にする光景。
患者さんを救えないってこんなにもキツイことなんだ。
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気ままな猫丸@鷂の嫁(プロフ) - オリジナルフラグを外して下さい (2016年5月21日 15時) (レス) id: 9e77466786 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まぁちゃ | 作成日時:2016年4月17日 20時