わたしの夢。 ページ1
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わたし、パクAは国家試験を見事合格し今年からこのバンタン病院で働くこととなったのです。
もちろん簡単な道のりじゃなかった。
歯を食いしばってきたんだ。
わたしが高校1年生の頃大大大好きだったおばあちゃんの病気が発覚した。
運のわるいことに末期のガンだった。
治ることはない。はっきり言われた。
だが可能性はとても低いが手術により、現在の状況よりは少しだけ長く生きられるかもしれない。つまり延命のための手術。
その手術はとても難しいものであることも聞かされた。
でも私たち家族は、その少しの可能性にかけたんだ。
そして手術室から出てきた医師の言葉。
「手術は成功しました。」
もしかしたらダメかもしれない。そんな風にマイナスにしか考えられてなかった自分が嫌になった。
このドクターはおばあちゃんの命に向き合って最善を尽くしてくれた。
すごいかっこいい。
わたしも人の命と直接向き合えるドクターになりたい。
そこから私は医者になるために勉強しまくった。
友達と遊ぶ時間も勉強にあてた。
友達には、
なんで医者なの?看護師とかでいーじゃん。
って言われたけど私は外科医がいい。自分の手で手術して患者を助けたい。
そんな強い意志を持って頑張ってここまで来たんだ。
そして私の夢が叶った。
バンタン病院での生活に、不安と期待を持ちながら、頑張るぞ!と意気込んで新生活に挑むんだ!
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気ままな猫丸@鷂の嫁(プロフ) - オリジナルフラグを外して下さい (2016年5月21日 15時) (レス) id: 9e77466786 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まぁちゃ | 作成日時:2016年4月17日 20時