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45話 ページ47

ピーンポーン__

「はーい!」

「ご依頼を受け取った毛利ですが……」

「今いきまーす」


そうして中から出てきたのは思った通り30代くらいの女性だった

玄関を見ると男物の靴が三足あった


「ねえねえ〜お姉さん?この家にもう一人誰かいるの?」

「うん、そうだよぼうや、私とその他に私の兄弟がいるよ」


おっちゃんの顔を見ると何故かガックリとしていた……Aの方を見ると前髪でよく見えなかった


「兄さん、清太郎!毛利さん来たよ!」


と千代子さんが声を掛けると40代くらいの男の人が一人と30代くらいの男の人が玄関に来た


「紹介しますね…こちらが杉崎浩太朗で私の兄です」


そう言い40代くらいの男の人を差した


「よろしく」

「そしてこっちが杉崎清太郎…私の弟です」

「どーも……」

「こんなところでもあれなんでどうぞお上がりください」

「お邪魔します」

『……お邪魔します…………』


でも待てよ…玄関には靴が三足あるのに出てきたのは二人だけ…


『……もう一人の人はどうしたんだろうね………』


どうやらAも同じ事を考えていたみたいで俺が疑問に思っていたことを口に出していた

そのAの声が聞こえたのか千代子さんは


「……実は今日依頼したのはもう一人の兄、駿太郎のことについてです……」


おそらくだが今ここに呼んだのにいないということは引きこもりか何らかの事情だろう


「それで、その駿太郎さんは……?」

「……兄さんは今引きこもっています……ですがときどき兄さんの部屋から鉄臭い匂いがするんです」


やはり引きこもりだった……でも鉄臭い匂いっていうのが引っ掛かる


「そしてつい昨日、このような紙が部屋のまえに」


そう言って千代子さんが私た紙を見ると


「明後日の昨日の夜の5番目に僕は死ぬことにします………はぁ?!」


嘘だろ?!死ぬだと?!その前に推理だ……


『……成る程………今日夜5時に……』


素早く謎を解いたAはさらに元気のない……いや、覇気がないと言っても過言ではないほどの声で言った


「……?何故今日の夜5時何だよ」


清太郎さんがそう言うとAは推理を披露した


『……まず、これは昨日のものだから昨日と例えての明後日は今日にとっての明日……その昨日だから今日、そして夜の5番目は時計の数字の5…つまり5時と言うことです……』

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rain - 41話のSBIってFBIのことですか? (2016年4月14日 16時) (レス) id: 6793ed2170 (このIDを非表示/違反報告)
綾乃(プロフ) - かんなさん» あ、すみません!教えてくださってありがとうございます! (2016年3月27日 12時) (レス) id: 8e66c6868c (このIDを非表示/違反報告)
かんな - こんにちは 少し注意点!! 貴女は女の人に使う言葉で、男の人の場合、貴方になりますよ (2016年3月27日 11時) (レス) id: b82ef5a595 (このIDを非表示/違反報告)
エリン - (人1)じゃなくて(名前)にしないと、だめですよ〜。一度読み直してみてくださいよ!ごめんなさい。偉そうなこといってw (2015年12月13日 21時) (レス) id: c8847f7bd2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:のんのん | 作成日時:2015年11月29日 23時

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