雨の中で出会った少女は…

２３話 ページ25

『コナンくーん‼いーれーてー‼』

「おい‼そんな入ってくるなよ‼狭ぇーんだから‼」


と言うコナンくんの声など耳にいれず私はコナンくんに抱きつく

『温けぇ〜』

「///////」

『wwwww真っ赤ww』


ここまで耳が赤いととても体温が上がるわけで、しかも子供だからさらに体温が高い

『(こりゃ〜ありがたいねぇ)』

私も年を取ったものだ……まだ13歳だけどね………

なんて年老いた事を考えてたら消灯の時間が来たようだ


「電気消すぞ」


そう言うコナンくんの声が聞こえて辺りが暗くなった

隣に耳を澄ますとちゃんと一定のリズムの寝息が聞こえる

その音を確認したら私は静かに部屋を出て行きソファーに倒れ込む……勿論、掛け布団と一緒に


『(流石にあれじゃあコナンくんが可哀想だもんね………でも、朝起きたら蘭ちゃんに怒られそうだな……まぁいいか)』


そうこうしているうちに徐々に瞼が重くなったので眠ることにした………が、先にコナンくんの寝顔を撮ることにしよう

そっとコナンくんが寝ている部屋に忍び込み、ケータイをセットしシャッターを押す


『(フフフ……カーワイイ)』


『(これはいい素材が撮れたな……これで後々使えるや………つか、喉乾いた)』


そう思いながらコップに水を入れ、喉を潤す……そのあとにトイレにいってリビングへと戻るそのあとに

『(今は………22時かぁ………)』

と、時間を確認してそして今度こそソファーに行き、眠りにつく


『(最近いい夢見れないんだよなぁ……日頃の行いかなぁ………)』


っていうふざけたことを考えてから


『(今日はいい夢が見られますように……)』


と、見えない誰かに願う………そして意識を飛ばして行く………

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