【wrwrd!】我々学園のヒロイン達【学パロ】【募集企画本編】

40話《一ノ瀬 悠》 ページ41

なかなかやってこない委員の一人を待っていると無駄に勢い良く扉が開いてその人が入ってきた

「お…ッくれましたぁ…」

「遅いぞー」

「ハアッ、すんませ、ん」

「まぁいい。始めるぞー」

少し心配になって入ってきた人に近づき大丈夫か聞いたらその人(女子)はどん引いた顔をしてこちらを見た。が、気にせず先輩の発言を聞いておく。

mob「はーい。顧問(？)の嶋崎です。じゃあ名前呼んでいくから、呼ばれたらへんじしろよー。」

少しボーっとしてたら自分の名前が呼ばれたから適当に返事して、次にさっきの人が呼ばれたらしい。何やら考え込んでいたようで顧問(？)が口を荒げて呼ぶと「あ゛？何やゴミ。」と返していた。何この人、怖い。そう思い数歩分遠くに行くと放送が始まった。

「皆さん、おはようございます。皆さんの裏を回っていきます。どうもロボロです。」

「皆さん、おはようございます。今日の放送を担当します。折原海里です。新入生の皆さんおめでとうございます。今から朝会が始まります。体育館に向かいましょう。」

すると顧問(？)が「こ…っこれにて図書委員会を終わりとする！礼！」と委員会の話をブチ切った。
嘘だろ先生。としばらく思いつつ体育館で待っていると生徒会長が出てきた。

「諸君」

その声は低く、生徒会長、もといグルッペン・ヒューラーの一言でうるさかった体育館内は一瞬、耳が痛いほどの静寂に包まれた。そして生徒会長は

「入学おめでとう。俺から長々話すつもりは毛頭ない。俺から諸君に送る言葉はただ一つ。『この学園の主役は我々だ』という事だ。この学園に脇役と言う存在はいない、この学園にいる生徒全てが主役だ。個性が無い？地味？それすらもお前達を輝かせる個性である事を忘れるな。君達が送るこの学園生活が、心から愉快で驚きに満ちたものになる事を祈る」

と言うと舞台袖に戻っていた。
その後、何事もなく朝会が終わり今日は午前しかなかった為12:30くらいに中庭でボーっとしていたら上の階から紙が落ちてきた。上を見ると朝の子が窓から顔を出してこちらを見ていた。

「えーっと…これ、拾った方がいいですか？」


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更新遅れました。ごめんなさい

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