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青×マネージャー ページ34

「Aちゃーん!!」
「写真撮って!!」
「Aちゃんサイン!!!」


沢山の人に笑顔を振り撒いて車に乗り込む。
車に乗り込んでもファンの人達は車から離れなくて、取り敢えず窓越しに手を振った。
警備員さんが見かねて引き離してくれて、やっと車が発車する。



『はぁ、今日もすごかったねぇ…』
「Aがずっと手振ってるからでしょー?車乗り込んだら取り敢えず無視すればいのに…」
『そんな事出来るわけないじゃない!!ファンの人達は無下に出来ないよ!』
「はいはい」


車を運転するマネージャーのりょうは呆れたように溜息をつきながらそう返す。
私は後部座席から身を乗り出すと、りょうのほっぺたを軽く抓った。


『ちょっとー!なんで溜息つくの!』
「違うよ。ちゃんとアイドルしててすごいなって思っただけ」
『ちゃんとアイドルしてますぅー!』
「てか、痛いからほっぺ離して」


少し余裕そうなりょうがなんか気に食わなくて、離す前にもう一度だけぎゅっと握るとりょうはいてて、と痛くもなさそうな声を出す。
全く!


「この後の予定覚えてる?」
『ダンスレッスンの後事務所によって社長と打ち合わせ!!毎日どこかの口うるさいマネージャーが耳にタコができるくらい繰り返すからしっかり覚えちゃったよ!』
「ふふ、いいマネージャーじゃん。その人」
『調子乗りすぎっ!』


りょうと話してるのも飽きてきたので、また背もたれに戻りスマホをポチポチ弄る。
チラッと見たバックミラー越しに目が合うとりょうが口開いた。


「シートベルト、ちゃんとしてね」
『もぅ、お母さんみたい』
「心配して言ってんの」









レッスンスタジオに着いて荷物を持ち中へと入る。
スタジオはこのビルの5階。
エレベーターをボーッと待っているとポスンと背中を叩かれる。


「背筋曲がり過ぎ。顎下がりすぎ」
『………』
「返事は?」
『はいはい』
「返事は1回」
『はぁーい』


りょうはまだ不満そうな表情をしていたけど、丁度エレベーターが到着したのでさっさと乗り込む。
りょうもエレベーターに乗り込むと5階のボタンを押した。









「はーい!じゃあ15分休憩!水分しっかり取ってね!」



ダンスの先生の声を合図に皆がその場に座り込んだり壁に寄りかかって休憩する。



「Aちゃん、久しぶりだね」

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ヨウ(プロフ) - ななみさん» そう言っていただけて良かったですー!また続編の方にも遊びに来ていただけると嬉しいです! (2019年6月25日 0時) (レス) id: 523a836345 (このIDを非表示/違反報告)
ななみ(プロフ) - キュンキュンしちゃいました〜!すっごく読みやすい文章で大好きです!ありがとうございます! (2019年6月20日 22時) (レス) id: d77610da69 (このIDを非表示/違反報告)
ヨウ(プロフ) - なぁさん» いつもありがとうございます!中村先輩、まだキャラがブレブレで申し訳ないです…続編頑張りますね! (2019年6月20日 21時) (レス) id: 523a836345 (このIDを非表示/違反報告)
ヨウ(プロフ) - ななみさん» ありがとうございます!寛太先生続編書かせていただきました!期待に添えたものではなかったら申し訳ありません…また遊びに来ていただけると嬉しいです! (2019年6月20日 21時) (レス) id: 523a836345 (このIDを非表示/違反報告)
ヨウ(プロフ) - Mrs.ぱんぷきんさん» リクエストにお答え出来るようなお話書けるか分かりませんが…はたらくおにいさん。の橙くんはツンツンキャラが多かったので頑張ってみますね! (2019年6月20日 21時) (レス) id: 523a836345 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ヨウ | 作成日時:2019年4月21日 1時

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