【刀剣乱舞】刀剣男士たちが逆トリップしてきたと思ったら政府に名探偵コナンの世界へトリップさせられたんだが【名探偵コナン】

トリップ 29 ページ33

服「おい工藤」

コ「！、服部…」

ちょ、私もいるのに工藤って呼んじゃって大丈夫なの？

まあ知らないフリしといてあげるけど

服「しぼれたか？」

コ「少しばかりな…だが凶器が…」

服「それや…」

大滝「失礼！少しばかり皆様のお荷物を調べさせてください！犯人が凶器を隠した可能性があります！」

『めんど……。…五虎退？』

五「っは、はい？」

『顔色悪いよ？』

五「な、なんでもないです…大丈夫…」

『そう…？おいで』

具合の悪そうな五虎退を抱き上げる

薬「死体で気分悪くしたか…？」

『かもしれないね…』

光「十羅くん、大丈夫ですか？」

『ごめんね、気分悪くなっちゃったみたい』

元「あ、飴食うか？」

光「気分悪い人に飴はダメですよ！」

『大丈夫だよ、ありがとうね』

元「おう…」

大滝「この鞄はどなたので？」

あ、あれ

『ウチだね』

薬「だな」

服「この木刀、なんや？」

『木刀』

服「そうやなくてな…(汗)」

いや、なんやっていわれても木刀じゃん？

『まさか、木刀であんなスパッと切れるとでも？』

服「いや…少し調べさせてくれへんか？」

『別にいいけど…、あ、乱暴に扱わないでね？ましてや折ったり、削れたりなんて論外だから』

服「お、おう」

カバンの中からみんなの本体を出す

…ん？

『…ねえ、これ十羅の？』

五「え…はい…」

『…ﾁｯ』

今「A？」

『瘴気…』

五「え…」

『何故かある瘴気のせいで少し弾かれる。まあ持てないことは無いけど』

がっと思い切り掴む

しかし

薬「！？、ダメだ大将！火傷するぞ！？」

みるみるうちに少しずつ火傷していく私の手

なるほど、だから五虎退の調子が悪いんだ

コ「…！？、おいなにして…！？」

服「火傷しとるやんけ！」

少し離れた場所にいるため、幸い2人が騒いだくらいでは騒ぎにならない

服「待っとき、いま救急箱『いい』

まだ瘴気の払い方は習ってない

でも…

『……ゆら ゆら ゆらり 優しい波が

私の心を包んでくれる

酷く荒んだ私の魂を

そのまま消し去るように』

五虎退の本体が淡い光に包まれた

五「…暖かい……」

薬「！、瘴気が…」

よし、なんとか払えた

『よかった…まだこんのすけに習ってなかったからどうなるかと…』

霊力をたくさん流した

なんか眠いな…

『やげ、ごこた、ぃを、おねが……』

薬「！？」

「「大将/主！」」

鶯丸に抱きとめられたところで

私の意識は途切れた

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