ポケモンと一緒に戦って何が悪い！！！！【鬼滅の刃】

9話 ページ10

『…ねぇ、あの木の実、食べられると思う？』

善「へ…？わ、わかんない。見たことない…」

善逸と森を歩き始めて結構たった

今はもう夜中だろう

『…ふぅん』

善「え！？」

私は食料調達のため、木にジャンプし、木の実をとる

善「運動神経いいね！？？」

『野宿とか慣れてるし。……毒の匂いはしないね。はいシェイミ、ビクティニ』

シェイ「ありがとでしゅ！」

『…ん、美味しい。善逸も食べなよ』

善「！、あり、がと…」

その場で木の実を食べながら休憩した

『…さすがにこれじゃ腹は膨れないね。ちょっとまってて』

善「また！？」

大きい木を見つけ、てっぺんまで登る

そこで耳をすました

………水の音、北の方角

『行くよ』

善「えええええ、や、やめようよぉ、じっとしてよ？鬼と遭遇しちゃううう」

『…餓死したいの？』

善「行こう進もう」←

…私の方が年下なはずなんだけどなぁ

『善逸って頼りないね』

善「何急に！？？」





























善「…！、水の音…」

『もしかして、善逸も耳がいいの？』

大分川に近付いた頃、善逸が呟いた

善「う、うん。寝てても他の人の声が聞こえたり…音でその人の感情とか、わかる………気持ち悪い、よね」

『え？なんで？』

善「へ？」

『私はね、五感が他の人よりも優れてるの。

善逸みたいに、人の感情までーとか、寝てる間も、とかまではいかないけど、それなりに使えるのよ

おそろいだね！』

善「ッ！！」

『？、顔赤いよ、熱？』

善「ななななんでもない！！(えっ、この音、俺から！？俺が鳴らしてるの…！？、こんなの、まるで…)」

『…あ！川見えた！』

善「へっ、ちょっ待って！！」

私は走っている間に靴と靴下を脱いで、川に飛び込んだ

善「ちょっとおおお！？」

『ふふっ、冷たい！水浴びしたの久々！』

川なんてずっと見てなかったし

よし、このまま魚捕まえよう

集中して、目をこらす

うん、ここの水は綺麗だから魚の位置がわかりやすい

『よっと！』

見つけた魚を手で救い、地面に投げる

善「…(熊？)」

それを何度かやって、10匹くらいとれた

『さー焼こう！火炊いて！』

善「あっうん！」

今日は焼き魚だ！

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