ポケモンと一緒に戦って何が悪い！！！！【鬼滅の刃】

45話 ページ49

宇「A、A起きろ」

『んん…？』

宇「お館様の前だぞ」

『…………エ"ッ！？ひええぇ失礼致しましたお館様！！！！』

私は宇髄さんの背中から飛び退いて、お館様に土下座した

産「ふふ、いいんだよ。あの男に会ったら肉体的にも精神的にも疲れてしまうからね。

でもよりによって、Aが出会ってしまうとは…」

『？…あの、お館様、質問よろしいでしょうか…？』

産「うん？なんだい？」

『"日向一族"とは何か……ご存知でしょうか？』

産「！」

宇「！、聞いたことがある…確か……」

産「日向一族…それは代々男女関係ない当主が必ず鬼殺隊員になる家系だ

その理由は


日向一族には特別な力があったから」

特別な力…？

産「その力とは、体内に陽光が留まっている状態が長く続くというものだ

日向一族は陽光山の頂上に住んでいたからね、その影響だと言われている


A、君は日向一族の生き残りであり


現当主だ」


『…ぇ、…？し、しかし、私の出身は…！』

産「陽光山だよ。君の父親がパルキアに頼んで他の世界へ飛ばしたんだ、君だけね」

『そんな…何故…！！』

産「鬼舞辻が君を狙っていたからだよ。

鬼舞辻無惨、先程君が出会った男だ」

ﾋｭｯ､と喉が鳴る

先程の恐怖が蘇る

産「鬼舞辻無惨は、太陽の力に抵抗のある鬼を作ろうと、君に子供をうませる気だったんだ

鬼の子供の体内に元々陽光があれば、多少は抵抗があるだろうと睨んだんだろうね

それに君の両親は直ぐに気づいて、君だけでもと逃がしたんだ

だから…もう既に両親は…」

鬼舞辻無惨が、私を狙っていた

だからさっき、あんな嬉しそうに…

それに、私の両親はもう…

『っ、そんな急に言われても、信じる事などできません！！』

煉「A少女！！」

私はその場から逃げ出した

蝶屋敷へ走り、ポケモンたちのいるところへ急ぐ

今はポケモンたちは部屋にいるはずだ

部屋の扉を開けて、ポケモンが入っている鞄をぎゅう、と抱きしめた

日向一族ってなに

鬼舞辻無惨が私を狙ってる？

両親が亡くなった？

ダメ、頭が混乱して何も考えられない

自分では知らないことが多すぎて


怖い




















？「A…？」

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