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28話 ページ30

私はそっと扉を開けた

そこには、正一くんたちが言っていた兄の特徴と一致した少年がいた

『あの…』

「ひっ…!」

声をかけた私にびっくりした彼は、鼓を叩こうとした

『ままま待って!!私人間!!』

「!、人…?」

『そ、そう!この家にいる鬼を倒しに来たの!!

貴方、正一くんたちのお兄ちゃんでしょう?』

私より1歳か2歳年上の彼は、安堵した表情へと変わった

「2人は無事なんだね…!」

『うん、今私の仲間と一緒にいます。

私はA。あなたは?』

清「清…」

『清さん、もう大丈夫です。よく頑張りました!』

年上の方にこういうのもなんだが、安心させる為にもこういうしかない

清「ッ…!あぁ…!」

すると彼は少し笑顔を見せてくれた

よし、とりあえず彼は鬼に狙われているようだから、優先的に外へ出さないと…

そう思い扉を開けようとした

『…!、下がって!』

しかしそれは叶わなかった

外に鬼がいたからだ

「あら、稀血の子供……私ったら運がいい…」

一見人に間違えそうなほど綺麗な鬼だが、気配で私はすぐわかった

『…離れて、目を瞑っていて』

清さんにそう言うと、こくこくと頷いた

ポケモンを……

…いや

折角宇髄さんに剣術を学んだんだ。

こんな鬼、私自身で倒してみせる!

『私は鬼殺隊員、A

貴方は私が狩る!!』

「ふふ、やってみなさいよぉ!」

そう言って鬼は私に飛びかかってきた

刀にしのぶさんから貰った毒を塗りつけ、鬼の攻撃を避けてから鬼の体に突き刺す

硬い…!硬くて刃が通らない…!

「なぁにぃ、その攻撃は!!」

『ぐぁっ!』

鬼に何回も投げ飛ばされ、叩きつけられる

痛い…!こんな痛みは初めてだ…!

やば、骨が何本か折れたかもしれない…!

「ふふふ、今のうちに稀血を…!」

集中しろ、私ならできる

宇髄さんと2日間地獄の鍛錬をしてきたんだ!

たった2日間だけかもしれないけど、私からしたら大きな一歩だった…!

鬼を倒すことだけ

考えろ!!!

『ああぁぁあ!!!』

その時、私の体は勝手に動いた

まるで誰かに操られているかのよう

『シィィ………』


"鬼の頚だけを狙え"

"自然とそこだけが見えてくる"


『絆の呼吸___炎の絆・炎龍_!!』


「ぎゃあああ!!」

炎の龍とともに鬼の体は朽ちた

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あいもち(プロフ) - 手持ちポケモンって作者さんの個性が出るから、ポケモンの小説は本当に面白い (2022年2月27日 22時) (レス) id: 7996fa9caa (このIDを非表示/違反報告)
神崎 - 絵めちゃくちゃうまいですね! (2020年5月16日 10時) (レス) id: bf878b2d72 (このIDを非表示/違反報告)
ろまろま - ミミロップ可愛いですよね!なつき進化の条件高めなのでミミロルから育てて進化して、おんがえしで大活躍した時は完動して泣きそうになりました! (2019年12月1日 21時) (レス) id: 00cb91440a (このIDを非表示/違反報告)
バンダースナッチ - てるって漢字は輝くの『輝』ですよ。 (2019年9月1日 14時) (レス) id: 2346fc661d (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - 村田さん生きてるかな?…これからも無理せずに頑張ってください!楽しみにしてます! (2019年8月5日 13時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:繭花 | 作成日時:2019年7月27日 3時

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