ポケモンと一緒に戦って何が悪い！！！！【鬼滅の刃】

20話 ページ21

『え、あ、え…！？』

煉「刀の持ち方はこう」

『あっ、はい！』

私の体を包み込むように体制を整え、私の手を取って刀の持ち方を教えられる

待って近い、近いよ煉獄さん！！！！

煉「そうだな、あの枝を鬼の首としよう

刀の先をしっかりと見据え、斜めから刀を振り下ろす」

スパッ、と枝が切れた

凄い、綺麗…！

煉「いやはや、お館様に呼ばれるまでこの屋敷にいたのだが、まさか刀を忘れてしまうとは、気を緩みすぎたな、失態失態！！」

ワハハ、と笑う煉獄さん

えっ、もしかして…

『この刀煉獄さんのですか！？』

煉「む？嗚呼、いかにも！」

ﾋｪｯ

『わぁぁぁごめんなさい好奇心だったんですうううう！！！！！』

急いで刀を返して土下座する

首切られない！？大丈夫！？？

煉「よもや、そう謝るでない！忘れてしまった俺が悪いのだ、A少女が気にすることではないのだぞ！」

そう言って頭を上げさせられる

やさすぃ……！？

煉「A少女は刀を扱えるようになりたいのか？」

『！、………はい。元の世界での戦闘(バトル)では、ポケモンが…し、死ぬなんてことは、なかったけれど…。

この世界での敵は…問答無用で攻撃してくる…もしもの時のために、この子達を守れるようになりたいんです…』

煉「ふむ……よい心がけだ！！宇髄！そこにいるだろう！？」

へ？

宇「てめっ、まあ気配を消してなかった俺が悪いか…」

『も、ももももしかしてずっとそこに…？？』

宇「あぁ、お前の様子見てた」

嘘やん！？？！？

煉「宇髄、生憎俺はこれから任務なのだ。

お前がA少女に刀を教えてやってくれ」

『ふぁ！？』

宇「別にいいけど」

『いいの！？』

ダメだろ！！！

宇「暇だったからなぁ、お前なら派手に剣術覚えそうだし！」

なっ？、と言って私の頭をわしゃわしゃと撫でる宇髄さん

…ひとつ言っていい？？


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