ポケモンと一緒に戦って何が悪い！！！！【鬼滅の刃】

13話 ページ14

あ、よく見れば滅茶苦茶可愛い子

炭「禰豆子…！」

え、禰豆子？

禰「！…」

禰豆子と呼ばれた子はこちらに気付き、炭治郎を抱きしめた

えっ禰豆子ってことは妹さん！？

いや可愛すぎかよ！？この世にこんな美人いるの！？

羨ましいかよこの世界！！

鱗「！、…よく、帰ってきた…！！」

炭「うあぁぁぁ…！！！」

あの人が育手…かな…？

2人とも、泣いている

…この最終試験、2人にとってはとても大事なことだったのだろう

『…エンテイ、ありがとう。サーナイトも。戻って休んで』

エンテイたちにお礼を言い、ボールへ戻す

シェイミは中々戻りたがらない

シェイ「僕はAといるんでしゅ！」

うん、天使(鼻血)←

禰「…む……」

『！、あっ、えっと…』

すると禰豆子…さん？がこちらに気付き、私に手を伸ばした

『…ッ…！』

その手は私の頭を撫でる

撫でられたのは、いつぶりだろう

自然と、涙が零れてきた

『あ、あれ…？なんで、涙なんか…ッ…』

禰「…」

禰豆子さんはそんな私を見て、ずっと頭を撫でていてくれる

ずっと、ずっと不安だった

パルキアの力とはいえ、知らない世界に来たのだ

更にこの世界には鬼がいるときた

いつ自分が食われるかわからない

自分だけじゃない、もしかしたらポケモンたちも食べられてしまうかもしれない

だからこそ、怖かった

大切なものたちをなくすのが

でも、私がここまで生きてこられたのは

何故かこの世界が、懐かしく思えたから

『ッ…ぅ、うあ…！ぁああ…！！』

涙は止まることを知らない

炭「A……」

せめて

せめてポケモンたちだけでも

自分の環境に合ったあの世界に

帰してあげたい

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