ポケモンと一緒に戦って何が悪い！！！！【鬼滅の刃】

12話 ページ13

炭「し、死ぬ…！」

『大丈夫…？』

帰り道、私はピンピンしてるが、炭治郎はもう生まれたての子鹿状態だ

炭「わっ…！」

『！、っと…』

すると石につまずき、炭治郎の体がぐらつく

それを支える

炭「ご、ごめんね、」

『ううん、ちょっとまってて』

運べそうなのは…

『エンテイ、背中に炭治郎を乗せてあげて』

炭「！？、でかっ、でかいなっ！？」

『そう？』

エンテイを出し、炭治郎をエンテイの背中に乗せる

『ごめんね、本当は寝かせてあげたいんだけど…あいにく道がわからないもので…』

炭「…あ、あとは、そこの山を上るだけだよ」

『へ？』

前を見ると、山に通り道があった

これを辿っていけばいいのか

『うん、これくらいなら大丈夫。寝てなさい』

炭「でも…」

『いいから！』

炭「…うん、ありがとう」

炭治郎はエンテイの暖かさに釣られ、眠りに入った

『…サーナイト、"いやしのはどう"』

これで少しは、体力が回復すればいいのだけど…

『…ねーねー、エンテイ。あいつら今何してるかな？』

？、とエンテイはハテナを浮かべる

『グラジオとハウだよ！帰ったらバトルしようねって言ってたじゃない？』

そんな話を山を登りながらエンテイと話す

私はアローラ地方出身だから、年齢が近い二人がライバル、ということになる

あともう1人居たけど…私からチャンピオンの座を勝ち取って、今頃何してるんだか…

『…あの子とも、またバトルしたいなぁ。

エンテイ、アシレーヌといい勝負してたもんね？』

エンテイは、次こそ勝つ！とでも言いたそうに、ふんす、と息を荒くした

『…どうやって、帰ればいいんだろうね』

この世界に、パルキアはいつ来るのだろうか

『…！、小屋だ…！炭治郎！ついた！！』

(遠慮なく)ばしばしと炭治郎の体を叩き、起こす

炭「…！、禰豆子はッ…！」

ずるっとエンテイの体から落ちて、這いつくばってでも小屋に行こうとする

肩をかそうとしたら、扉が蹴り飛ばされた

ん？蹴り飛ばされた？？

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