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ym side
侑「えっ！？本当！？」
慧「本当に本当に本当！？」
「えっ、あ、はい！」
そういうと目を輝かせて喜んでいた。
侑「よかった〜。夏の期間怯えずに過ごせる…。」
慧「一安心だねぇ。」
幽霊さんの事情にも少し耳を傾けていたとき、先程までは忘れていた頭痛が蘇る。
「んっ…はぁ…。」
ベッドに座る形だったが、そろそろ限界で横たわる。
慧「ありゃ、喋りすぎちゃったね。ごめん！休んもう！」
侑「あ、体調悪かったんだもんね。ありがとう。じゃあ、ゆっくり休んでね。」
その声が耳に届いたのと同時に、視界がチネンさんの手で覆われる。
侑「…おやすみ。」
スッと身体の力が抜けた。
ふわふわと心地のよい感覚に襲われ、あっという間に眠ってしまった。
気づいたときにはお昼過ぎだった。
幽霊さんたちはお話をしているようだ。
慧「えぇー？絶対こっちの方がいいって〜。」
侑「絶対こっちでしょ。」
「…あのー…？」
侑「ほら、イノちゃんうるさいから、リョースケ起きちゃったじゃん。」
慧「え？俺ー？」
身体は随分軽くなっていて、保健室に置いてある体温計を差し込み体温を確認する。
「あ、下がってる…。」
普段よりは少し高めなものの、完全に治ったような感覚だった。
「ちょっとお昼買いに行ってきます。」
昨日、家に帰れていないし、なんなら公園で野宿したもので、もちろん朝ご飯すら食べていない。
しかも、コンビニにも立ち寄らず来たものだから買いに行くしかないのだ。
侑「えー。じゃあ、僕も一緒に行くー。」
慧「俺もー。」
校内に設置されたコンビニへと向かう。
ここで働く店員さんとは、もともと体質の問題で保健室の常連だったため、コンビニにもよくお世話になっていて、認識もある。
店員さんの名前は�睫斃彩蕁�
怖そうな見た目とは裏腹に、とっても優しいのが彼の魅力。
雄「いらっしゃい。…体調悪いの？」
「さっき熱が下がったところです…！」
雄「ん、確かに熱は無さそうだな…！」
ピタッと額に手を当てられる。
雄「これだけで足りんの？」
塩むすびとサラダと水。
確かに質素にも思えるが、これといった食欲があまりないのも事実。
雄「…これは俺からのプレゼント。ちゃんと食べるんだぞ？」
そう言って髪をわしゃわしゃされ、苺のゼリーを渡される。
「ありがとうございます…！」
その様子を眺める幽霊さんたちは、ニヤニヤと笑っていた。
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さき(プロフ) - ciaociaoさん» コメントありがとうございます……！削除する予定なのは謝罪のページのみなので、大変お待たせしてしまいましたが今後も更新させていただきます(>_<)紛らわしい書き方をしてしまい申し訳ないです。お気持ちとても嬉しいです！今後もよろしくお願いします！ (8月4日 11時) (
レス) @page29 id: 7b1fe2d542 (このIDを非表示/違反報告)
ciaociao(プロフ) - Twitterにおしらせいただいたので、久しぶりに読ませていただきました。もう続きを投稿いただけないとのことで残念です、、お気持ち変わりませんでしょうか、、 (8月4日 7時) (レス) @page29 id: 33ff52010d (このIDを非表示/違反報告)
さき(プロフ) - めいめいさん» わぁぁ！ありがとうございます！返信遅くなってしまい申し訳ございません……また近々更新します！ (2022年6月5日 0時) (レス) id: 7b1fe2d542 (このIDを非表示/違反報告)
めいめい(プロフ) - いつも読ませてもらってます。更新楽しみにしてます！！！ (2022年5月19日 21時) (レス) @page27 id: 3da430cefd (このIDを非表示/違反報告)
さき(プロフ) - 桃大福さん» 返信遅くなってしまいすみません…。そういっていただけるとモチベーション凄くあがります！！ありがとうございます！ (2021年3月11日 13時) (レス) id: 7b1fe2d542 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さき | 作成日時：2020年8月8日 1時
