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さて、どうしましょうか。
だんだんと日が昇り朝が来た。
「…少年ー？起きれるー？」
？「んっ…んー…」
そりゃ起きれんわなぁ。俺が体温あげてしまったから怠いだろうに。
�爐┐叩�山田？��
思わず体がびくんとなった。
聞き覚えのある声だった。
その人は走って少年に近づき肩を揺らす。
？「山田？起きれるか？」
元担任だった。去年まで通っていた高校の。
少年の名前はヤマダと言うらしい。
涼「…んっ…薮先生…？」
そして何度も何度もお世話になった、薮先生。
宏「熱あるな…学校にこれから向かうから、保健室で寝てよう。な？」
「薮…。」
そんな届くはずもない言葉を思わず発した。
それがヤマダの耳には届いたらしい。
薮の背中に乗ったヤマダがゆっくりとこちらを向いて、こう言った。
涼「先生…。呼ばれてますよ…。」
ヤマダは体調が悪くて覚えていないのか、怖がらずに俺の方を見ては薮に伝える。
宏「えっ？…誰も…いないよな…？山田？誰が呼んでるんだ？…って山田！？」
そのとき、だらんと脱力した腕を見た薮が焦ったように学校に向かって走り出す。
気になって、久しぶりに学校に登校してみた。
2人の後をゆっくりと追いかけた。
去年、幽霊になったときから、もうこの場所とは無縁だと思っていたが、そうでもなかったらしい。
「…懐かしいなぁ。」
一年ぶりの学び舎に思いを馳せた。
�牋北酥�ちゃん！今日の後夜祭一緒にまわろうぜ！��
そろそろ文化祭もある時期だろうか。
ガチャ___
保健室のドアの鍵が開く音で、ふっと意識を戻す。
宏「ちょっとここで寝ててなー？もう少ししたら戻るからな。」
ヤマダにそう伝え、薮はドタバタと保健室を出ていった。
涼「…あの…。昨日の幽霊さんですか…？」
ベッドに辛そうに横になるヤマダが顔を上げた。
「あっ、覚えててくれたんだ。…ごめんね。体調大丈夫…？」
涼「えっ？なんで謝るんですか？助けてくれて、ありがとうございました。昨日、運んで下さいましたよね…？」
この少年はどうやら、幽霊だと言うことは、冗談だと思っているらしい。
「あの…さ、俺、本当に幽霊だよ…？」
昨日はあんなに顔色を蒼くしていたのに。
するとふわりと笑い、こう言った。
涼「知ってます。
…俺、夏の時期だけ見えるんです。」
その瞳には、ハッキリと俺が映っていた。
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さき(プロフ) - ciaociaoさん» コメントありがとうございます……！削除する予定なのは謝罪のページのみなので、大変お待たせしてしまいましたが今後も更新させていただきます(>_<)紛らわしい書き方をしてしまい申し訳ないです。お気持ちとても嬉しいです！今後もよろしくお願いします！ (8月4日 11時) (
レス) @page29 id: 7b1fe2d542 (このIDを非表示/違反報告)
ciaociao(プロフ) - Twitterにおしらせいただいたので、久しぶりに読ませていただきました。もう続きを投稿いただけないとのことで残念です、、お気持ち変わりませんでしょうか、、 (8月4日 7時) (レス) @page29 id: 33ff52010d (このIDを非表示/違反報告)
さき(プロフ) - めいめいさん» わぁぁ！ありがとうございます！返信遅くなってしまい申し訳ございません……また近々更新します！ (2022年6月5日 0時) (レス) id: 7b1fe2d542 (このIDを非表示/違反報告)
めいめい(プロフ) - いつも読ませてもらってます。更新楽しみにしてます！！！ (2022年5月19日 21時) (レス) @page27 id: 3da430cefd (このIDを非表示/違反報告)
さき(プロフ) - 桃大福さん» 返信遅くなってしまいすみません…。そういっていただけるとモチベーション凄くあがります！！ありがとうございます！ (2021年3月11日 13時) (レス) id: 7b1fe2d542 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さき | 作成日時：2020年8月8日 1時
