トリップした先は夏目の通っている学校だった！？【夏目友人帳】2

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＜夏目サイド＞

白銀は何かを隠している

貴方「夏目さん？」

夏目「ぁ…どうした？」

貴方「何か考え事ですか？」

夏目「え？」

貴方「だって宿題が全く進んでいないみたいですし……それに、ぼんやりしているみたいなので。」

夏目「い、イヤ。対したことじゃないから。」

貴方「そうですか。」

まだ、気になるのか納得していないような声をしていた

夏目「白銀。」

貴方「はい？」

振り返る白銀

夏目「先生と何を話してたんだ？」

貴方「対したことじゃないですよ。」

夏目「先生には言えて俺には言えない事なのか？」

貴方「それは………。」

夏目「どうなんだ？」

貴方「夏目さん？一体どうしたんですか？いつもの夏目さんじゃないですよ。」

夏目「…………悪い。」

そう言って俺は白銀から離れた

夏目「はぁ……」

確かに俺らしくもない。あんなにムキになるなんて

廊下にいることがわかったのか先生がやって来た

夏目「先生。」

ニャ「夏目戻るぞ。」

夏目「イヤ。俺かここにいるよ。」

ニャ「はぁ……仕方がない。」

夏目「え？」

ニャ「白銀との会話を少しだけ教えてやる。」

夏目「いいのか？」

ニャ「いつまでも、グチグチされるのも困るからな。」

先生の口から出た言葉

それは、白銀がこの世界の住人じゃないという事だった

夏目「白銀が………」

信じたくない。でも、信じないといけない

ニャ「この事は白銀に黙っていろ。」

夏目「あぁ…」

俺は立ち上がり自分の部屋へと戻った

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