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60(HS) ページ13

俺達は廃工場に到着した。

SC「おーい!!どこに居るんだ!!」

WZ「ナユン!!ジョシュア!!A!!居たら返事しろ!!」

するとディノが小さな扉を見つけた。

DN「ねえ、見て!!この中にきっと居る!」

俺達は扉をこじ開けると、そこにはボロボロになった三人の姿が。

それにAは意識を失って倒れている。

HS「しっかりしろ!!今助けるからな!!」

俺達は三人をなんとか運び出そうとすると、

SR「あら。意外と早かったわね。」

WN「サラン…先生…?」

俺達は思わず固まってしまった。

だって、サラン先生の腕には薔薇のタトゥーがあったのだから。

まさか…サラン先生がローズなのか…?

JH「サラン先生…どうしてこんな事を!!」

ジョンハンが聞くと、サラン先生は悪びれた様子もなく、

SR「何って…復讐よ?
私の愛しい愛しいあの人は、貴方達の所為で捕まってしまった…。
だから私はまた独りぼっちになったのよ?」

HS「復習なんてしたって、何も変わらないじゃ無いか!!」

SR「グチグチグチグチ煩いわねぇ!!
貴方達には一回黙ってもらうわ!!」

サラン先生は酷く起こった様子でそう言うと、ドギョムをいきなり殴ってきた。

DK「ゔっ…!!」

JH「ドギョマ!!テメェ何してんだよ!!」

ジョンハンが殴りかかるもサラン先生は軽くかわして反撃した。

JH「チ…ックショ…ウ…」

その場に力無く倒れるジョンハン。

俺達はサラン先生を取り押さえようと一斉にかかる。その時だった。

「やめてっ!!!」

意識を失っていた筈のAがそう叫んだのだった。

その場に居る全員が固まる。

Aは縄で縛られながらもこちらにやって来て、取り押さえられているサラン先生の目を見た。

そして、

「貴方は何故そんな酷い事をするの?
私が貴方に何をしたって言うの!?
お父さんもお母さんも皆んなも巻き込んで、
貴方は何がしたいのっ!!!」

そう叫んだ。

サラン先生は無表情でAの方を見る。
そして、俺達を振り払い、諦めた様子で
静かに口を開いた。

SR「私はただ、愛が欲しかっただけなの…
だって、私は誰からも愛された事が無かったから…愛して貰いたかっただけなの。」

そこから語られたサラン先生の過去は壮絶なものだった。

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まちはぐ(プロフ) - もちさん» ミカンちゃんから聞きましたよ〜!!読んでくれて本当にありがとうございます!!これからも頑張ります!! (2019年8月22日 22時) (レス) id: 362e6a4942 (このIDを非表示/違反報告)
もち - 路地裏の狼おもしろかったです!!! ハッピーエンディングでとても嬉しかったです>< 次の作品でもがんばってください! (2019年8月22日 20時) (レス) id: 6d4e2e3e46 (このIDを非表示/違反報告)
まちはぐ(プロフ) - ミカンさん» 初めての作品が終わっちゃうって私でもちょっと寂しかったなぁ…。でも新しい作品もどんどん書いていくので期待しててください!! (2019年8月22日 10時) (レス) id: 362e6a4942 (このIDを非表示/違反報告)
ミカン - いや〜!!オンニ〜終わってしまうの!見るのが楽しみだったのに!今までお疲れ様でした!!次の小説楽しみにしてます!!、、ん、オンニまって、次って新しい小説かくんですか? (2019年8月22日 6時) (レス) id: 6d4e2e3e46 (このIDを非表示/違反報告)
まちはぐ(プロフ) - ミカンさん» ミカンさんこんにちは〜!ジョシュアペンへといざなうまちはぐです( *`ω´)後の話の流れを早くまとめられるよう頑張りますね!! (2019年8月19日 17時) (レス) id: 362e6a4942 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まちはぐ | 作成日時:2019年7月20日 22時

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