🐶エースが壊れたー! ページ40
ダルメシアside
ジャックから連絡を受けて、僕達メンズリクルーターは全員食堂に集まっていた。どうやらエースが仕事のし過ぎで遂に気が狂っちゃったみたいで……
『螟ァ荳亥、ォ縺?繧医?懊?∽シ代s縺ァ縺溷?縺ョ莉穂コ九′蝗槭▲縺ヲ縺阪※縺溘□縺代□縺九i縺輔?』
もう何言ってるのか分からないし!お人形みたいな変な笑顔のまま顔が動かなくて本当に怖いんだ!!
「お前仕事しすぎだろ……」
「うぅ……エース〜………無理しないで僕にも仕事分けてよ〜……」
「君らしくないな。いや、多忙なのは変わらないが…」
「エース、大丈夫か〜?」
犬の姿に戻って椅子に座るエースの膝に乗って、ペロって頬を舐めてやる。エースの肩には林檎のコートがかかってて、ジャックの淹れた紅茶を飲んで、マルフィとエイトフットが左右に座って寄り添ってる。そう、全員で癒やしてるんだ!一人でも駄目になったらお仕事できないからね!
「林檎ムースのケーキが出来たぞ。紅茶と一緒に召し上がれ」
「わーい!ケーキだ!」
林檎が皆の分のケーキを持ってきてくれて、目の前に置かれた真っ赤な林檎の形をしたケーキに尻尾を揺らす。エースは僕の背中を撫でながら、しみじみと紅茶を飲んでいた。
『逧?サ頑律蜆ェ縺励¥縺ェ縺?シ溷ヵ逍イ繧後※縺ェ縺?h?』
「いやまだバグってんだよ言動が。何言ってんだお前」
うわぁ……。こんなエース初めて見たぞぅ……
「"皆今日優しくない?僕疲れてないよ?"だってさ」
「親友は分かるのか!?」
「そりゃあ同じ世界出身だしね。それにこうなったエース、一回見てるし」
「あの時は今以上に酷かったよ〜」なんて言いながらケーキを頬張る親友の言葉の後、エースはケーキを食べながら僕の喉元を優しく撫でてくれた。
『縺。繧?▲縺ィ蠢吶@縺吶℃縺溘□縺代〒縲∝挨縺ォ逍イ繧後※縺ェ縺??縺ォ窶ヲ』
「"ちょっと忙しすぎただけで、別に疲れてないのに…"だってさ。そう言って前限界突破して魔法暴走させてたよね?」
「んん〜、それはいけないなぁ〜。私の二の舞いになるぞ〜?」
「今日の仕事は飯食って寝るだな、はい決定」
「私の上着を貸してやるから、今日はしっかり休むことだ」
「馬鹿林檎、こういう時こそ川の字で寝るんだろ!」
「あ!全員で寝るのはどうだ!?皆エースの部屋に集合!」
「いや狭いわ!!」
「ふふ、でもいいね」
わいわい騒いでいたら、エースがちょっとだけ笑ってくれた。少しは癒やされたのかなぁ?力になれてると良いな!
22人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「男主」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:九龍 -くーろん- | 作成日時:2022年10月31日 1時