緑… ページ44
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『とくん、トクン、トクンッ……』
ん？頭痛？鼓動が聞こえるのは頭痛のせいかな？
んーそんなに頭痛くないけどな。
気持ちがいいな。
あたたかいなぁ……
って
待った！
やべぇ･･･
ことになっていないかしら？
暖かい人肌のようなものを頬やら腕やら足やら、いや全身に感じて、自分のとは違う鼓動を聞いて、ヤバいよヤバいよって頭の中のサイレンが鳴るのを、明らかに早い自分の鼓動と熱くなる顔や体が教えてくれて……
危険、この状態は危険、私は今、失態を犯している。あ、いやまだ大丈夫かもしれない。今ならまだ止められるかもしれない？
そっとこの場を離れればいいの？いや、終わった？
思い出せ。今、どの段階だ？
私を何をしでかしたのか、思い出せ！
と、ここまで色々考えたのはきっと数秒だったんだろうけど、長い時間に感じた。
『ん、んん……』って低い声がおでこより上の辺りで聞こえて、勇気をだしてチラりと視線をあげたら、それはそうだよな、な人物が目の前にいたわけで、どうしたら良いのか悩むわけで、うっすらと開いていた目が私の事見ていたわけで
バッチリ見つめ合っちゃったわけで……
ギュ、っとついつい目を瞑って、起きてない。私は起きてない、知らない、こんな状況知らない、夢だろ？まだ私は眠りの中、そうこれは夢なのだ。
寝よう。そして、ちゃんとしっかりと目を覚ますのだ。
ちゅっ、
って、え？おでこにキスした？
したろ？なんか優しいキスがおでこに、なんだと。
待て、いや、夢だからな、しょうがない。
寝よう。
次に起きた時、目を開けたらいつも通りの朝のはず。
ギューッと目を瞑る。
ちゅ、ちゅっ、チュッ、現実味を帯びた口付けが、頬や耳に落ちて、二度寝出来ないなんだこれ。
目が冴える夢だな。やめろ。
『起きたんだろ、おい。』
リアルなユンギさんの声だな、やめろ。
『起きてないんだ、そっか……』
少し冷たい手のひらが、私の背中から腰辺りの素肌を撫でて腰を引き付けた。
｢ﾌﾝ、ふぁあっ！？｣
やば、変な声出た。
いや、触られた！キスの次は体に触れられましたー！ゾックゾクする！いや、どうしたもんかなこれ、まずい。いや、申し訳ないです。すみません。ごめんなさい……
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xxl(プロフ) - taem0382さん» コメントありがとうございます！何故かうまくコメントに返信できません…ボードにお邪魔します！ (2019年10月20日 22時) (
レス) id: db30250184 (このIDを非表示/違反報告)
taem0382(プロフ) - ジミンちゃんではなくても、作者さんのお話が好きなので、新作がでる度に、ワクワクしながら読ませてもらってます！ (2019年10月20日 19時) (レス) id: e3ea4f186d (このIDを非表示/違反報告)
xxl(プロフ) - みーさん» コメントありがとうございます。みーさんのボードにお邪魔しました！ (2019年10月19日 22時) (レス) id: db30250184 (このIDを非表示/違反報告)
みー(プロフ) - 続き見れました！ありがとうございます！！ゆんぎの告白の仕方可愛いかったです、続きの方の！ (2019年10月19日 21時) (レス) id: f373a99054 (このIDを非表示/違反報告)
みー(プロフ) - 終わってしまったー！いい、もう最高に良かったです！！ゆんぎ、よく我慢した！！この続き是非みたいです、どーしたら見れるんですか？！ (2019年10月19日 21時) (レス) id: f373a99054 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：xxl
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/daxlsw1/
作成日時：2019年8月30日 12時
