6歩目 ページ6
「マヤ・エレシュキガル……?失礼ですが、貴女様はどちらの方で?」
ああ、天国は星1つで1界なので繋がってはいないが、地獄は他の星の地獄と繋がっているからな。
地獄神ならほとんどの魔族は余裕で倒せる。
地獄の名前は知ってるけど、星の名前は知らないよ。
「地獄だよ。星でいうと、地球かな。」
受付嬢は少し驚いた表情で言った。
「地獄……ですか。やはり、貴女は地獄神マヤ様なのですね。」
「ああ。これから冒険者も始めるつもりだが、私が地獄神マヤ・エレシュキガルだというのは本当だ。」
そういうと、他の冒険者達がざわついた。
「地獄神様が冒険者だって!?」
「最強に決まってるだろ……」
「やべえ、勝てる気がしねえよ……」
「地獄神様が冒険者に?何故?」
順番に答えよう。
,Δ鵝C蝋神マヤは冒険者を始めます。
確かに最強だね。魔族単独討伐出来たし。
戦いは好きだけど逃げる相手を追いかけたりはしませんよ。
ぅ粥璽ぅ鵐哀泪ぅΕДい魎咾為です。
「すげえ……全部答えておられる……」
ありゃ、声に出てた。
「とりあえず、冒険者登録して良いか?」
「はい。地獄神様は
「「「SSSランクゥ〜〜〜!?」」」
「待て、何だその明らかに凄いのは。」
「はい。まず、ランクの説明をさせて頂きます。通常、ランクはE〜Sまであります。Eが最も低く、Sが最も高いランクです。」
この時点で私が通常扱いされてないことが分かります。
「しかし、女神ヘラ様の御力を持った使徒様が冒険者登録をされた場合は、私達を超えた力を持つ者、つまりSSランクとして扱われます。」
それでもまだSSSランクじゃないのか。
確かに、ヘライムはこの星の天神の中ではかなり強そうだったからな。
天神の中では、だが。
「そして、遥か昔に1度だけ、異界神グロア様という方が冒険者登録をされた時に、常識を超えた力の持ち主としてSSSランク認定されたという伝説があります。」
「夢神グロアか。そいつは私の知り合いだな。私の方が力は強いけど。ちょっと前に冒険者登録したらSSSランク認定だったと聞いたから、多分それは事実だ。」
そりゃ年齢が違うからね。
私がもうウン千億歳なのに対して、グロアはまだ7億歳だからな。
ちなみに、見たところヘライムは2、3万歳だ。
グロアとヘライムじゃ勝負にもならないだろう。
「あの話は事実だったのですね……では、地獄神マヤ様の登録手続きを始めさせて頂きます。」
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ネオン - めっちゃ面白いやないですか凄い (2021年9月23日 9時) (レス) @page43 id: 3ef83fb3a7 (このIDを非表示/違反報告)
黒百合(プロフ) - 吾里気» コメントありがとうございます。魔族なんてマヤ子の敵ではありません(σ・∀・)σゲッツ!! (2019年12月20日 7時) (レス) id: a567d07bc8 (このIDを非表示/違反報告)
吾絈(プロフ) - どうしてだろう、マヤちゃんに振り回される魔族が可愛く見えてきた……。めっちゃ面白いです!!更新頑張って下さい!応援してます!(^ω^) (2019年12月16日 1時) (レス) id: 1c773c6c8f (このIDを非表示/違反報告)
白山風露(プロフ) - びょうさん» 御指摘有難う御座います。少しでもこの作品を読んで下さる皆様の御期待に応えられるよう頑張りますね。 (2019年11月28日 13時) (レス) id: e503aa1548 (このIDを非表示/違反報告)
びょう(プロフ) - なろうあるあるとか、小説の書き方をお勉強なさったほうが良いと思います。期待してます。 (2019年11月28日 3時) (レス) id: 0b0984a937 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒百合&白山風露 x他1人 | 作成日時:2019年9月20日 19時